あの初代「M3」を彷彿とさせる武闘派スポーツクーペ/BMW「M2」試乗レポート(4/4)

  • 筆者: 山本 シンヤ
  • カメラマン:和田清志・ビーエムダブリュー
あの初代「M3」を彷彿とさせる武闘派スポーツクーペ/BMW「M2」試乗レポート
BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ 画像ギャラリーはこちら

良い意味でターボらしくないターボエンジン

BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ

370ps/465Nmを誇る直列6気筒DOHC直噴ツインパワーターボエンジンは、普通に走らせている限りはトルクフルで扱いやすい特性。だが一度アクセルをグッと踏み込むと牙を出す。

最新のターボエンジンだが、ターボによるドーピング効果はそれほど感じず、どちらかと言えば回転の上昇と共にパワーが盛り上がる素直な特性で、レッドゾーンの7000rpmまでキッチリと回るのも嬉しいポイント。最近のターボは実用域がモリモリで高回転は頭打ち・・・と言うユニットが多いが、M2のエンジンは、いい意味でターボらしくないターボとも言えるかも。

ただ、一般道ではこのパフォーマンスのほんの一部を体感しただけに過ぎず・・・。とはいえ、一般道を普通に走らせているだけでもワクワクしたので、サーキットのようなステージで思いきり走らせたら、さぞやアドレナリンがドバーっと吹き出ることだろう。

クルマ好きが思い描く理想のスポーツカー像を実現

BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ

昨今、ワークスブランドが仕立てるスペシャルモデルの多くは、「パフォーマンス」と「快適性」の両立を掲げているモデルが多いのだが、M2はモータースポーツ直系で走りに徹底的にこだわった“直球勝負”のモデルと言えるだろう。

日本でも発表以降、多くの受注を受けていると聞いているが、コンパクトボディにハイパワーユニットを搭載したFR・・・ある意味クルマ好きにとっての理想のスポーツカー像を実現させたモデルと言ってもいいかもしれない。

[レポート:山本シンヤ/Photo:和田清志・ビーエムダブリュー]

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BMW M2 クーペ[FR] 主要諸元

BMW M2 クーペ 試乗レポート/山本シンヤ

全長x全幅x全高:4475x1855x1410mm/ホイールベース:2695mm/車両重量:1580kg/乗車定員:4名/ステアリング位置:右/エンジン種類:直列6気筒 DOHC M ツインパワー・ターボ ガソリン 直噴エンジン/総排気量:2,979cc/最高出力:370ps(272kW)/6500rpm/最大トルク:47.4kgf-m(465N・m)/1400-5560rpm/トランスミッション:7速 M DCT/燃料消費率:12.3km/L[JC08モード燃費]/タイヤサイズ:(フロント)245/35R19(リア)265/35R19/メーカー希望小売価格:7,700,000円[消費税込]

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

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