あの初代「M3」を彷彿とさせる武闘派スポーツクーペ/BMW「M2」試乗レポート(2/4)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:和田清志・ビーエムダブリュー
外観に比べるとおとなしい印象のインテリア
インテリアは、BMWの人間工学に基づくドライバー中心の設計に加えて、スポーツシートやMスポーツレザーステアリング、カーボン/アルカンターラのトリムなどによって2シリーズとは差別化されているが、エクステリアと比べてしまうと事務的でそっけない気がするのはちょっと残念な部分でもある・・・。
直6 3リッターターボは370ps/500Nmのハイパフォーマンス
エンジンは直列6気筒DOHC直噴ツインパワーターボだが、M3/M4に搭載されるM専用設計のS型ではなくN型。ただし370ps/465Nm(オーバーブースト時は500Nm)のパフォーマンスを誇る。
トランスミッションは本国仕様には6速MTも設定されているが、日本仕様は7速DCTのみとなっている。
フットワーク系はフロント・ダブルジョイントストラット/リア・5リンクと形式は2シリーズクーペと共通だが、M3/M4と共通のアルミ製フロント/リアアクスルを採用する専用品。アクティブMデファレンシャル(電子制御式多板クラッチ式LSD)やドライビングパフォーマンスコントロール(コンフォート/スポーツ/スポーツプラス)、Mコンパウンドブレーキシステム(対向ピストン&大径キャリパー)を装着。タイヤはフロント:245/35R19、リア:265/35R19のミシュラン パイロット スーパースポーツを履く。
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