BMW 新型5シリーズツーリング 試乗レポート|新型はライバル勢から一歩抜きん出た総合力を備える!(1/2)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
自動車業界関係者もユーザーが多い5シリーズツーリングに新型が登場
ひと足早く約4ヶ月前より日本に導入されている新型5シリーズ セダンの評判が非常に高いことは、すでに報じられているとおり。ワゴンボディの5シリーズツーリングになっても、その良さを受け継いでいることが期待できる。
実は仕事仲間でBMWのツーリングを愛用している人が何人もいる。いろいろなクルマを一般の方々よりもずっと多く見てきたはずの我々の業界関係者が選んだというからには相応の理由があるはず。それだけ優れたクルマであることにほかならない。そのニューモデルがどのように進化しているのか、彼らも大いに気になっていることだろう。
格段に華やかになった内外装
実車と対面しての第一印象は、セダンのときと同じく、いささか控えめだった従来型よりもずっと華やかで車格が上がったように感じられた。スポーティさとエレガントさを併せ持ち、流れるようなクーペのごときラインを描くテールゲートまわりのフォルムを得た外観は、文句なくスタイリッシュだ。
インテリアの高級感も従来よりもずっと増している。ドライバー側に少し傾けられたコクピットには、多彩な機能を持ちタッチパネルで操作可能なコントロールディスプレイが装備されたのも新型の訴求点のひとつだ。
これほどスタイリッシュでありながら、外見から想像するよりも後席の居住性や荷室も十分に確保されている。後席の足元スペースは広々としていて快適そのもの。ガラスエリアが広く開放的で居心地もよい。チャイルドシートを三連装できるのも特徴だ。
リアシートは40:20:40分割可倒式で使い方色々
ワゴンとしての実力も申し分ない。荷室は奥行きも横幅も十分に広く確保されていて、フロア下にもそこそこ広い収納スペースが設定されている。40:20:40分割可倒式のリアシートを使い方に合わせて自在にアレンジできる。
BMWツーリングの伝統であるリアガラスハッチを単独で開閉できる機能ももちろん装備している。足の動きで電動開閉できるテールゲートは、センサーの進化により、これまでよりも正確に作動して開閉してくれるようになったことも確認できた。
また、リアのエアサスペンションにはセルフレベリング機能を標準装備しており、車高を一定に保ってくれるので、荷物を満載にしてもリアが下がる心配もない。いろいろ本当によくできている。
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