試乗レポート

BMW 5シリーズグランツーリスモ海外試乗レポート(1/4)

公開日:2009/10/02 16:52 最終更新日:2009/10/02 19:21

筆者：石川真禧照
カメラマン：ビー・エム・ダブリュー株式会社

BMW 5シリーズグランツーリスモ海外試乗レポート

次々とニューモデルを投入するBMWのパワーには目を見張るものがある。5シリーズグランツーリスモ（以下GT）もドイツ国内で今夏に発売されたニューシリーズ。日本導入を前に、一足先に、ポルトガルで行われたプレス向け試乗会で、その魅力を味わってきた。

5シリーズGTは、セダンのルーフを伸ばしクーペ的にしたリアゲート付の5ドア車だ。セダンやクーペをベースにした5ドアスポーティーカーは、最近のクルマ業界のトレンドのひとつ。全高をセダンよりも高めにし、リアのラゲッジスペースを使いやすくしつつ、ハンドリングはクーペと同じレベルにしたという、新しいカテゴリーのモデルになる。

すでにアウディはA5をベースに5ドア化したスポーツバックを公開しているし、日産はスカイラインベースのクロスオーバーGTを日本国内に投入している。

セダンよりもスポーティで、居住空間が広く、SUVやワゴンよりもハンドリングレベルが高いところが特徴になる。

5シリーズGTのボディサイズの謎

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筆者石川真禧照

1947年東京都生まれ。1970年日刊自動車新聞社入社。翌年同社退社後、フリーの自動車評論家となる。1982年「I.W.OFFICE」を設立し、自動車を中心としたメディア活動を開始。「自動車生活探検家」として、『GORO』『DIME』（小学館）、『HOT DOG PRESS』（講談社）、『カーセンサー』（リクルート）など多数のメディアで活躍、現在に至る。日本モータースポーツ記者会会員。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。記事一覧を見る