BMW 新型「4シリーズカブリオレ」新型車速報

BMWは17日、新型「4シリーズカブリオレ」を、同日より販売開始すると発表した。

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新型4シリーズカブリオレは、同社のミドルクラスのプレミアムオープンカー「3シリーズカブリオレ」の後継モデル。

BMWならではのショートオーバーハング、ロングホイールベース、後方に配置されたキャビンに加え、リトラクタブルハードトップの採用により、ハードトップの開閉にかかわらずバランスのとれた完璧なプロポーションを実現している。また、ルーフを閉じた状態ではBピラーのないクーペ特有のダイナミックなルーフラインが現れる。

ボディサイズは、先代の3シリーズカブリオレに比べ、全幅を+45mm、トレッドではフロント+50mm、リア+95mm、ホイールベースは+50mm拡大している。

インテリアでは、ドアトリムのラインとサーフェスが、フロントからリアに向かってダイナミックに流れ、躍動的なインテリア空間を演出。また、明るい内装色を選択した場合、インテリアカラー（シート、ダッシュボード下部、ドアインサートパネル､フロアカーペット）と、ブラック（ダッシュボード上部、ドア上部トリム、ハードトップカバー）の組み合わせによるツートン効果によって、ボートデッキのような高級感あふれる室内空間を演出している。

快適性と機能性に優れた3分割式のリトラクタブルハードトップには、吸音性に優れたルーフライニングを採用。大幅に遮音性が向上している。走行速度18km/h以下であれば、センターコンソールのボタン操作一つで、僅か20秒以内にハードトップを全開にすることが可能。

また、ボタン操作一つでトランクルームに格納されたルーフを持ち上げることができる「コンフォートローディング機能」により、ルーフをトランクルームに格納したままでも、容易な荷物の出し入れが可能となる。ルーフを閉じた状態でのトランクルーム容量は、先代3シリーズカブリオレに比べ、20L拡大し370Lを確保する。（ルーフを開けた状態では、10L拡大した220L）

ドライビングダイナミクスでは、約50：50の理想的な前後重量配分に加え、先代3シリーズカブリオレに比べボディ剛性を約40%向上している。ハードトップを開けた状態においても、スポーティで俊敏なハンドリング性能を実現し、圧倒的にダイナミックな走りを可能にしている。

装備面では、歩行者検知機能付きの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」や、車速やルート案内などの情報をフロントウインドーに投影する「ヘッドアップディスプレイ」などのドライバー支援システムを標準装備している。