BMW 320iクーペ 試乗レポート(2/3)
- 筆者: マリオ 二等兵
これぞ、悶絶マシンの真骨頂!
さて、前述の通り凄まじいパワーアップと燃費の向上ぶりで、性能に対しては土下座するほかなしという、即時無条件降伏級の大進化を遂げた320iの2リッター4気筒エンジンですが、マリオのようなフィーリングヲタクにとっては「エンジンの回転フィールはどうなったのか!?」が気になるところです。
いや、気になるどころか、実はそこが一番大事な部分です。なんぼパワーがアップしようが燃費が良くなろうが、BMWのエンジン特有のシルキーな感触が損なわれてしまったのでは、せっかくの技術革新も無意味に等しいと言わざるを得ません。
ですが、その心配はまったくの杞憂に過ぎました。
あの、AKB48の前田敦子さんや板野友美さんのお肌のように滑らか(まだ夢の中でしか触ったことはありませんが)な、官能的な回転フィールはバリバリ健在!
電気モーターのごとしウルトラスムーズな吹け上がりと、アクセルに足が触れた瞬間から反応する鋭敏なレスポンスは、健在どころか旧320iよりもさらに良くなっていると感じました。
相変わらずペダル配置がこれ以上なく適切なので、ヒール&トゥが面白いように決まります。
踵がアクセルペダルに触れた瞬間からタコメーターの針は踊るようにして跳ね上がり、自分が狙った回転域に達してくれるのですが、その刹那には「俺って、こんなに運転上手だったっけ?」と勘違いすることができ、男としての自信と勇気さえ沸いてきました!
これぞ、悶絶マシンの真骨頂!
あまりのスムーズさと鋭敏ぶりに「新型320iは6気筒に戻ったのか?」と疑い、思わずボンネットを開けて確認してしまったほどです。
あまりにもスムーズ過ぎて1速のままシフトアップをするのを忘れるシーンもありましたが、延々とレッドゾーン手前をキープしてみても無粋なバイブレーションは皆無。
「マリオはん!ワテらが回転フィールをおろそかにするワケがおまへんがな!」と、バイエルンのエンジニアたちの声が聞こえてくるかのようでした。
そして、シャシーの感触も凄まじく気持ち良いものに仕上がっています。
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