航続距離はなんと「912km」!BMW 320i 実燃費イベントレポート/岡本幸一郎(2/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
会場の地下駐車場をスタートして、しばらく一般道を走り、京橋ICから首都高速へ。
東京湾アクアラインを通って、海ほたるPA駐車場で折り返し、またアクアライン~首都高速~一般道を通って会場にもどるというルートを、BMWドライバー・トレーニングのインストラクターを務めるスタッフのドライブする先導車(アクティブハイブリッドX6)の後に続いて走る。
我々のBMW320iには、筆者と、オートックワン編集部の桜庭氏、CarWatch編集部のT氏という3人が乗車。
ちなみに、3人の体重の合計はちょうどほぼ200kgと、3人としてはちょっと重め。
エコランではなく、実走行における燃費の良さを体感するのが同イベントの目的ということで、エアコンはBMWドライバー・トレーニングでいつも推奨しているという22度に設定するとともに、同イベントの参加車両を示すためヘッドライトを常時点灯して走行。
5月下旬ということで、外気温は高くも低くもなく、エアコン使用による燃費への影響は小さいと思われる。
まず、走り始める前、イグニッションオンの状態でシートを調整する。エンジンを始動しなくてもシート等が調整できるのは、BMW車の特徴のひとつ。準備がすべて整ってからエンジンスタートできるので、より無駄な燃料を消費せずにすむのだ。
出発時点でディスプレイに表示された航続距離は「794km」。
前述の「912km」とは大きな開きがあったわけだが、その理由は、その車両における直前の約50kmの走行パターンと燃料残量をもとに推測される航続距離が表示されるため。
実はこの車両、直前までBMWドライバー・トレーニングでガンガン攻めた走りをしていた状態で会場に持ち込まれたらしく、燃費の悪い状態で算出された航続距離が表示されたわけだ。
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