BMWはPHEVの本格的な普及を狙っている!先行試乗で凄さがわかった!BMW2、3シリーズPHEV海外試乗レポート(2/4)
- 筆者: 五味 康隆
- カメラマン:BMW Japan
2シリーズの走りには、モーターの存在を強く感じる
前置きが長くなったが本題はここから。ドイツまで行ってよかった。なぜなら資料にはない発見があったからだ。
きっかけは3シリーズに対して、2シリーズの走りには、モーターの存在が強く感じられたこと。スタートと同時に、モーターがグイッとクルマを押し出すのだが、そこに絶えず余裕が見られるのが好印象。最大トルクは排気量1.8リッター相当の165Nmを発揮する電気モーターでリアを駆動するのだが、交通の流れに乗る程度ならモーター能力の半分も使わずにFR的に走り出す感覚といえば良いのか、電気モーターなので静かなのは当然だがそこに穏やかさが漂う。
深くアクセルを踏み込み、さらに強い加速を要求するとフロントのエンジンがスムーズに動き出して力強く加速するが、この動きがとても興味深い。電動モーターがリアを駆動してクルマを押し出し、1.5リッター直列3気筒の直噴ターボエンジンがフロントを駆動してクルマを引っ張る。この押し出しと引っ張りによる4輪駆動の加速により、車両の姿勢の乱れの少ない安定性が得られたのが好印象。引っ張る、押し出すだけでは得られない世界と言える。
カタログ値を超える加速力の“隠し味”はフロントモーター
さらに興味深かったのは、全開領域までアクセルを深く踏んだ際に、資料にある最大トルク385Nm以上にも感じる不思議なまでの力強く鋭い加速力を得られたこと。
この背景にあったのが、資料にはなかったフロントモーターの存在。リアモーター同様に、バッテリーから288Vで送り出された電圧を昇圧して最大450Vで駆動する高電圧小型モーターをエンジン脇にベルト連結して配備。このモーターはエンジンの余剰出力を電気に変えてバッテリーに送る発電機として働きながらエンジンをスムーズに始動させるエンジンスターターとしても機能するのだが、加えて10秒間だけ15kWの出力を発揮するブースト加速効果まで発揮。これにより加速が鋭いわけだ。
静かにも走れるし、力強くも走れる。乗員が増えて車重が増した時の適応力もあるし、追い越し加速など速度コントロールも意のままという、万能な乗り味に仕上がっていた。ちなみに燃料タンクを小さくしてバッテリーを搭載するなど積載力を犠牲にしていないパッケージにも注目。
強いて挙げる唯一の弱点は、日本市場では関係無いがモーターが苦手とする高速領域、具体的には時速130km付近以降は加速が鈍重になることだけだ。
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