そのフェイスはまるで「R8」!?アウディ 新型TTを北海道・十勝スピードウェイで試す!(1/3)
- 筆者: 桂 伸一
- カメラマン:茂呂幸正
R8を彷彿とさせるフェイスに一新
今年のニュルブルクリンク24時間レースで優勝!!ミラー越しに何度もこのマスクを見せつけられた・・・。
ん?いや、違う。
フロントだけを見ると早くも新型「Audi R8」が上陸したのかと錯覚したが、新型「Audi TT」だった。
3代目となるアウディのコンパクトスポーツ、というにはサイズ的に少々語弊はあるが、もう少し丸みを帯びた先代(2世代)よりも直線ラインが増えた新型はより大きく見える。
しかしボディサイズで見ると、全長4,180mm、全幅1,830mmでそれぞれ10mmサイズダウン。全高1,353mmは変らず、ホイールベースは40mm延びて2,505mm。つまり印象が違うだけで外寸はほぼ同じ。国産スポーツカーでいうと「日産 フェアレディZ」のサイズ感になる。
デザインは明らかに直線基調になっているが、六角のグリルと精悍な目つきのライトで区別しないと、先代と並んでいても瞬時には見まがう。というほどTTのイメージは踏襲しているという事だ。
北海道・十勝スピードウェイで新型TTの実力を試す
そんなTTと、よりパワフルなTTSが日本へと上陸した。ナンバー取得前のため、メディア試乗会は北海道・十勝スピードウェイ内のみに限られた。
十勝スピードウェイの全長約5キロのうち、1キロのメインストレートを使う3.4キロのクラブコースでTT・TTSのアクセルを床まで踏みきった。
試乗会へ参加するために十勝帯広空港へと到着する直前、上空は荒れていた。それは十勝スピードウェイも同様で、暴風雨状態だったという。我々が到着する前に、すでに試乗を開始していた“幸運な”午前組は、ヘビーレインのなかクワトロ4WDの威力でドリフトしまくったという。
つまり、曲がるからこそドリフトアングルがつけられ、滑り、パワーオンで前後に必要な駆動力が配分されドリフトが維持できる、という状況。
もちろん、車輌安定装置の「ESP」はOFF。そうした困難な状況で車輌がどう動くのか、制御は(ESP-ON)どんな効能があるのかを確かめる最適な条件である。
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