「007」最新作に登場するハイパーカーは1億5000万円!?|アストンマーティン ヴァルハラ 発表会レポート
- 筆者: MOTA編集部
アストンマーティン ヴァルハラを日本初公開
アストンマーティンは2019年7月22日、東京・青山のショールームにてヴァルハラを日本初公開した。ヴァルハラは、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズやエイドリアン・ニューウェイ氏(レッドブルレーシングのテクニカルチーフオフィサー)とのコラボレーションによって開発されており、2017年に発表されたヴァルキリーに続くミドシップハイパフォーマンスモデルだ。
販売台数は500台限定で、すでに日本では15台近くのオーダーが入っている。また2020年に放映予定の映画「007(ダブルオーセブン)」シリーズの最新作での起用が決定している。なおアストンマーティン関係者によると価格は1億5000万円ほどを想定しているとのこと。
アストンマーティン伝統の“V”を冠したヴァルハラの特長
ヴァルハラの最大の特長は、なんといっても走りに特化するために追及された無駄のないシンプルさだ。快適性を高めるためにヴァルキリーよりも広く確保された室内スペースを見ると、スッキリとした視界で、運転に集中できるように設計されている。またメーターの代わりに、フルデジタル表示のディスプレイを設置。インフォテインメントシステムは効率化とシンプルさを実現するために、ユーザーのスマートフォンを使用する「Bring Your Own Technology」を採用している。
外装は最先端のテクノロジーを投入
外装では随所にF1テクノロジーが惜しみなく採用されている。ヴァルハラは、自動車業界で初めて最先端の航空宇宙技術を採用した。これは次世代航空機のモーフィング・テクノロジー(翼全体を滑らかに変形させながら飛行する技術)というもの。
ヴァルハラのシームレスでレーシーなデザインは、走行時のダウンフォースを変化させることを可能にするほか、効率の向上や風切り音の低減に貢献しているのだ。
また車両上部から見た時の形状はヴァルキリーと似ているが、新しいデザインのフロント/リアランプを採用することによって独自のスタイルを実現した。ランプの内部は軽量に特化したヴァルキリーの構造を流用しているため、4つのランプを合計した重量は、DB11のヘッドランプ1つ分よりも軽いのだという。
良い意味で“非現実的”な室内空間
コクピットを見てみると、まるでゲームの世界に入ったかのような気分になる。視覚的な複雑さを排除したことで、かなりユニークでスタイリッシュかつ大胆なデザインとなっている。
そのデザインは全てが新鮮さに満ちていた。ステアリング、ペダル、そしてキャビン全体と、圧倒的なまでにドライバーを主体としたコクピット作りが見てとれる。
1014馬力を目標に開発
パワートレインはV型6気筒ガソリンターボエンジン+モーターを組み合わせたハイブリッドシステム、トランスミッションは8速DCTを採用。具体的なスペックは現時点では未公表ではあるものの、最高出力1014PS/最高速度350km/hを目指して開発が進められているという。
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