F1のマクラーレンが造る市販スーパースポーツ「McLAREN 570S COUPE」 海外試乗レポート(1/4)
- 筆者: 大谷 達也
- カメラマン:マクラーレン・オートモーティブ
あのマクラーレンがF1マシン開発を想わせるスピード感で展開する市販スポーツカー群
ご存じのとおり、マクラーレンといえば世界中で開催されるF1グランプリに挑むレーシングチーム。ただし、F1チームは自分たちでレーシングカーを開発・製造しているので、勝ち続けるためには、2週間に1回ほど開催されるレースのために続々とマシンを開発しなければいけない。極端にいえば、2週間に1度マイナーチェンジしている自動車メーカーみたいなもの。したがって、その開発スピードは普通の自動車メーカーとは比べものにならないくらい速い。
ところで、フェラーリやランボルギーニと並ぶスーパースポーツカーを開発・生産しているマクラーレン・オートモーティブは、いちおうF1チームとは別会社になっているもののマクラーレン・グループの一員で、本社社屋はF1チームと共有だし、人の行き来もあるらしい。
というわけで、そうした開発テンポの速さはマクラーレン・オートモーティブ(以下、マクラーレン)にも自然と受け継がれているみたいだ。
「毎年最低でも1モデル以上の新型を発表する」と公言する歴代マクラーレン車をちょっと整理してみた
でも、こんな数字とアルファベットの羅列ばかり見せられても、私たち日本人にはあまりピンとこない。
そこで各モデルの位置づけをもう少しわかりやすくするため(でもないのかもしれないけれど)、マクラーレンは3つのクラスを設定した。そのトップに位置するのはアルティメット・シリーズで、P1とP1 GTRという2台の限定モデルのみがここに含まれる。
続くスーパー・シリーズは現在のマクラーレンの中核を成すもので、すでに生産を終了している12C、もっとも売れ筋の650S、そして世界限定500台が発売とほぼ同時に完売となった675LTの3モデルはここに属する。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。