トヨタ ウィッシュ 試乗レポート(1/4)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:原田淳
ベスト10常連入りなるか!? 早速新型ウィッシュを試乗
2003年1月にデビューした初代ウィッシュは、小型ミニバンの中でベストセラーになったクルマだった。先に発売されていたストリームと3サイズを同じにするなど、後追いクルマの典型でもあったが、後から登場した分だけデキが良く、ストリームを超える売れ行きを記録して、販売ランキングのベスト10の常連になる売れ行きだった。
最近でこそ、モデルが古くなったことや全高が高くてスライドドアを持つミニバンへの人気の集中などがあって売れ行きが落ちていたが、モデルサイクルを通じて安定した売れ行きを見せていたことが特徴だった。
その初代モデルのヒットを受け、今回の2代目モデルは基本コンセプトを受け継ぐ形で作られている。ボディの基本を5ナンバーサイズとし、全高を抑えたバランスの良いパッケージングの3列シート車だ。
2代目ウィッシュは、すっきりした印象で洗練された外観デザイン、合理的なパッケージングと機能的なインテリア空間、スポーティな味付けも加えた滑らかで余裕ある走りなど、さまざまな面で初代モデルを進化させて登場してきた。
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