燃費はなんと「61.0km/L」!トヨタ プリウス PHV(プラグインハイブリッド) 新型車解説(1/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:トヨタ自動車株式会社
次世代環境車「プリウス プラグインハイブリッド」が遂に個人向けにも販売開始!
東京モーターショーを前日に控えた11月29日、プリウスPHV(プラグインハイブリッド)が発売された。
プリウスPHVはすでに一部の法人向けにリースされており、そのリースでの使用実績を踏まえて改良を重ねた上で、一般向けの販売に至ったものだ。
プラグインハイブリッドは、EV(電気自動車)とハイブリッドカーの長所を合わせ持つクルマである。充電しておけば短距離はEVとしてガソリンを使わずに走ることが出来、一定の距離を走った後はハイブリッドカーとして走るので長距離ドライブでも電池切れを心配する必要がない。
将来的には電気自動車の時代へと向かうにしても、当面はPHVが主流になるとの見方も多い。
PHV向けに内外装デザインも若干質感が高められている
プリウスPHVの外観デザインは基本的にプリウスと変わらないが、フロントのアッパーグリルにメッキのグリルガーニッシュを採用したり、アンダーグリルにもシルバーの塗装をメッキ採用するなどしてPHVならではの特徴を出している。
ランプ回りも上級グレードにLEDヘッドランプを採用したり、リアコンビネーションランプにクリアレンズを採用するなど、PHVならではの仕様が随所に盛り込まれている。
インテリアも同様で、先進感のあるプリウスの内装をベースにプリウスPHV専用の加飾が採用され、質感の高いインテリア空間を作っている。
快適温熱シートが全車に標準装備されるほか、EV走行をサポートするエコドライブモニターが装備されるのもプリウスPHVの特徴だ。
プリウスPHVは後部にリチウムイオン電池を搭載するため、ラゲッジスペースが影響を受けているが、乗員が乗る部分のパッケージングは基本的にプリウスと変わらない。
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