スズキ初となるフルハイブリッド、準備は着々と進行中!まもなくデビューへ(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:和田清志
いよいよ発売間近か!?スズキ初の本格ハイブリッド!
2015年8月にフルモデルチェンジしたスズキの「ソリオ」は当初、「マイルドハイブリッド」を名乗って発表された。しかしその年の東京モーターショーで、スズキ初となる本格的なハイブリッドモデル「ソリオ ハイブリッド」を参考出品。本来ならこれが今年の前半に追加発売される予定だった。何らかの不具合が出たらしく徐々に遅れ、最終的に今年9月の発表を予定していたようだ。
5月18日に発覚したJC08モード燃費計測の法令違反により(ソリオも法令違反の該当車種)、さらに遅れるか?
とはいえ準備は着々と進んでいるらしく、パシフィコ横浜で開催された『人とくるまのテクノロジー展』(5月25~27日)にも出展してきた。法令違反の発覚直後ということで箝口令が敷かれたらしく、展示会場においての詳細説明は全く無し。
モーター出力やバッテリー容量の公開もされなかった。とはいえ情報は流れ始めている。
「スズキ流」?モーターのみで走れるハイブリッド
まず気になるハイブリッドシステムだけれど、スズキは「ストロングハイブリッド」とか「フルハイブリッド」と称すようだけれど、実態は一世代前のホンダやスバルのような、モーターの出力だけでは事実上走り出せないタイプの「マイルドハイブリッド」である。
なぜストロングハイブリッドなのか?これはもう「スズキ流」ということなんだろう。
スズキは3.1馬力(31馬力じゃない)の発電機を加速時のみモーターにして使うタイプの、さらに簡素なシステムを「マイルドハイブリッド」と呼び、現行モデルに搭載している。ちなみに軽で「Sエネチャージ」と名乗るものと全く同じ仕組みだが、ソリオではあえてそう呼ばせているようだ。
開発中のシステムはそれよりもパワーのあるモーターを使い、平坦地で低い速度域の一定速走行のみモーターだけで走れるから、本格的なハイブリッドだという主張である。
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