BMW 1シリーズがフルモデルチェンジ

全車がエコカー減税75%対象モデルに適合

ビー・エム・ダブリューは、プレミアムコンパクト「BMW 1シリーズ」をフルモデルチェンジし、9月22日より注文の受付を開始する。納車は2011年10月以降の予定となっている。

二代目となる1シリーズは、コンパクトジャンルでは珍しい後輪駆動方式を初代同様に継承。BMW車らしいスポーティさに加え、新世代エンジンの採用などにより環境性能を高め、さらに室内空間を広げたり、質感の更なる向上などが図られた。

日本仕様の新型 1シリーズに搭載されるのは、ダブルVANOSやバルブトロニックなどを搭載するガソリン直噴1.6リッター 直4 BMWツインパワー・ターボエンジン。116iと120iの2ラインナップを用意するが、116iには最高出力136ps(100kW)/4400-6450rpm、最大トルク22.4kgm(220Nm)/1350-4300rpmの仕様を、そして120iには最高出力170ps(125kW)/4800-6450rpm、最大トルク25.5kgm(250Nm)/1500-4500rpmのハイパワー版をそれぞれ搭載する。

これに、クラス初の8速ATを組み合わせ、さらにアイドリングストップ機構「エンジン・オート・スタート/ストップ機能」やブレーキエネルギー回生システム、電動パワーステアリングなどを採用し、最高出力で11%、最大トルクで38%向上させながら、燃費は24%も向上させた(116i)。新型 BMW 1シリーズの燃費は、116iが17.6km/L(16.6km/L)、120iが17.2km/L(16.6km/L)をそれぞれマークし、平成22年度燃費基準+25%を達成する[※共に10・15モード(JC08モード)の数値]。平成17年度低排出ガス基準75%低減レベル達成とあわせ、1シリーズ全モデルがエコカー減税75%の認定を受けた。

このほか「コンフォート」「スポーツ」「ECO PRO(エコ・プロ)」の3モードが選択できる『ドライビング・パフォーマンス・コントロール』を全車に採用する。エンジンのレスポンスやATのシフトタイミングなどの設定が変更出来るもので、特にECO PROモードは燃費を重視した走りを実現する。

いっぽうパッケージングの面では、初代1シリーズに比べホイールベースを30mm延長。これにより室内空間を拡大し、特に後席足元スペースを20mm拡大するなど、後席の居住性を改善させた。このほか室内収納なども改善し、使い勝手も向上させた。

スタイリングは初代のイメージを踏襲し、後輪駆動車らしいロングノーズ・ショートデッキのフォルムを継承しながら、最新BMW車のトレンドである大型のキドニーグリルなど、よりアグレッシブなイメージを加えた。

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デザインと個性を強めた「デザイン・ライン」を2タイプ設定

またBMW 新型 1シリーズでは、新たに「デザイン・ライン」と呼ばれる新たなコンセプトを導入した。これは専用のエクステリア/インテリアパーツや特別装備によりデザイン性を高め個性を強めたモデルだ。スポーティな「Sport(スポーツ)」と、スタイリッシュな「Style(スタイル)」の2タイプが用意される。

BMW 新型 1シリーズの価格は、「116i」308.0万円、デザインラインの「116i Sport」と「116i Style」が318.0万円、「120i」が367.0万円、同じくデザインラインの「120i Sport」と「120i Style」が387.0万円[※価格は全て消費税込み]。全車でiDriveコントローラー+6.5インチコントロール・ディスプレイ(ナビゲーションはオプション)、バイキセノンヘッドライトなどが標準装備となっている。

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