レクサス 新型ESは2018年秋、日本発売!意外にカッコ良いスポーティセダンは「すっきりと奥深い」走り【北京ショー2018】

LSに並ぶフラッグシップセダン、新型ESは2018年秋日本発売

レクサスは、2018年4月25日~5月4日に開催されている北京モーターショーにおいて、新型ESを世界初公開した。ESは1989年にLSとともに、LEXUS最初のラインアップとして誕生したモデルで、数多くの国と地域において期間モデルとしてレクサスの歴史を築き上げてきた。

レクサス ESが日本で発売されるのは初めてで、国内ではトヨタ ウィンダムの後継という位置づけになる。GA-Kプラットフォームを採用し、低重心かつ引き締まった流麗なデザインのボディと、広く快適な室内空間を両立。歴代ESがDNAとして継承してきた上質な乗り心地を進化させるとともに、優れた操縦安定性で運転の気持ちよさを提供するなど、相反する要素を両立した「二律双生」を実現している。さらに、第2世代「Lexus Safety System +」などの最先端技術を採用したことで、予防安全性能も向上している。

>>日本初投入となる「新型ES」の内外装デザインを画像で見る(59枚)

新型ESのデザイン

外観の特徴

レクサスの特徴であるスピンドルグリルは既存車種に採用されたメッシュ構造ではなく、鋭利に折り返すフレームと波紋のように連続する縦フィン形状が組み合わされ、ESのシャープなノーズを強調する形状となっている。さらに、小型の3眼LEDヘッドランプで端整かつ鋭い表情を作っており、既存のどの車種とも異なるキャラクターが演出されている。

リヤは、タイヤの踏ん張り感が強調されたワイドなデザインが特徴。また、トランクリッドにはスポイラーが装着されており、一層スポーティな印象を引き立てている。3つのL字を層状に重ねたリヤコンビネーションランプも、レクサスならではのデザインだ。

ボディカラーは、エレガントさを強調するアイスエクリュマイカメタリックや、華やかかつ引き締まった印象を与えるサンライトグリーンマイカメタリックといった新規開発色を含め、多彩なバリエーションが用意されている。

  

レクサス 新型ESのボディサイズ

全長

4975mm

全幅

1865mm

全高

1445mm

ホイールベース

2870mm

内装の特徴

センターコンソールとアームレストとの連続感を持たせ、上下2分割構成の意匠とした前席シートバックは、ステアリング操作がしやすいショルダー形状となっている。ディスプレイやスイッチ類を操作する際の姿勢変化や視点移動が少ないレイアウトとすることで、運転に集中できる空間となっているようだ。また、水平基調のインストルメントパネルからドアトリムまで連続する構成によって、空間の広がりを表現している。

後席は、広い足元の空間による開放感と、包み込まれるような安心感を両立。シートは、快適な座り心地と上質な仕上がりを追求するとともに、電動リクライニング機能が搭載されている。

新型ESはGA-Kプラットフォームで2.5Lハイブリッドを搭載

新型ESはGA-Kプラットフォームを採用し、高剛性化・低重心化を実現している。パワートレインは2.5L直列4気筒とハイブリッドシステムを組み合わせたものが採用される。レクサスによると、ダブルウィッシュボーン式リヤサスペンションの採用や、ジオメトリーの最適化で、高い操縦安定性を確保。また、ラック平行式電動パワーステアリングによる優れたステアリングレスポンスで、「すっきりと奥深い」走りを実現しているそうだ。

安全装備には、第2世代「Lexus Safety System +」など最先端の安全技術を採用

新型ESには、高度運転支援機能である「Lexus CoDrive」を含む予防安全パッケージ、第2世代の「Lexus Safety System +」を搭載される。

具体的には、現在、第1世代のLexus Safety System +に採用している「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、各機能を進化させ、事故の防止や交通事故死傷者の更なる低減と、ドライバーの負担軽減を目指している。特にESでは、運転支援時にドライバーにとって自然で、安心感のある車両挙動を追求したそうだ。

その他、下記の機能が採用されている。

◆単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ(PCS)」

◆自動車専用道路等において設定した車速内で前走車との距離を一定になるよう加減速制御するとともに、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「高度運転支援機能Lexus CoDrive(レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト)」

◆先行車や対向車を眩惑しないよう、ハイビームの照射を制御する「アダプティブハイビームシステム(AHS)」

◆カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する「ロードサインアシスト(RSA)」

◆駐車場などにおけるアクセルペダル踏み間違い時の衝突や、接近する後方車両との接触事故による被害の軽減に寄与するパーキングサポートブレーキ。(対後方歩行者にも対応)

◆車両周辺の安全確認をサポートするパノラミックビューモニター

スポーツバージョン、「F SPORT」も同時公開

新型ESの通常モデルと同時に、スポーツバージョンである“F SPORT”も同時に公開された。

“F SPORT”が特長とする、ドライバーの運転操作に忠実でよりスポーティな走行性能を実現するため、きめ細かい減衰力の制御を行うリニアソレノイド式AVSを採用したほか、パフォーマンスダンパーを車体の前後に配置し、ボディ剛性のバランスを向上させるとともに細かい振動を減衰吸収。優れた操縦安定性と上質な乗り心地を実現した。

グリルメッシュとサイドグリルを、これまでの縦基調のメッシュを継承して発展させたブランド統一の新しいFメッシュパターンを採用し、ノーマルモデルとの差別化も図っている。さらに、19インチアルミホイールやシート、ステアリング、メーターなど、スポーティさを強調する内外装となっている。日本刀の仕上げ工程「刃取」に着想を得たF SPORT専用アルミオーナメントパネルを新開発。最新の生産技術で匠の研磨技術を再現し、日本刀の刃文をイメージさせる紋様が作り出されている。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

レクサス LSの最新自動車ニュース/記事

レクサスのカタログ情報 レクサス LSのカタログ情報 レクサスの中古車検索 レクサス LSの中古車検索 レクサスの記事一覧 レクサス LSの記事一覧 レクサスのニュース一覧 レクサス LSのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる