トヨタ 新型カローラハッチバックを2018年初夏に日本で発売、新開発のエンジンと変速機構を搭載

新型カローラハッチバックを2018年初夏に日本発売

トヨタは、2018年3月30日~4月8日で開催されるニューヨーク国際自動車ショー(ニューヨークモーターショー)において、新型カローラハッチバックを初披露する。カローラハッチバックは、米国ではカローラiMの後継モデルとして2018年夏に発売を予定している。

また、日本では2018年初夏にトヨタカローラ店を通じて発売を開始する予定だ。

>>ん?見覚えがあるぞ!?新型カローラハッチバックを画像で見る!

このデザイン見覚えがあるけれど・・・

日夜最新情報を追いかける読者の皆様の中には、新型カローラハッチバックに見覚えがある方もいるだろう。そう、実は2018年3月6日にジュネーブ国際オートショーで発表された“新型オーリス”と「(ほぼ)同じデザインを持つ車」だ。

もちろん日本に入ってくるのは“カローラハッチバック”の方で(日本向けモデルの正式名称は不明)、発表されたパワートレインのラインナップもそれぞれ異なるため完全に同じ車とは言えないが、先日ひっそりとオーリスの名前が公式HPから姿を消したことが、“今後の展開”を物語っている。

“カローラブランドとして”初披露

トヨタ関係者によると、今回の発表は、あくまでも「“カローラブランドとして”初披露」とのこと。

カローラブランドは50年以上にわたり維持されてきた名前で、世界で累計4,500万台を販売するベストセラーブランドだ。日本ではプリウスの影に隠れてあまり目立たないが、現在もトヨタの世界戦略車として、グローバルで年間120万台以上を販売している。

1966年にオーストラリアへの輸出を開始して以来、150以上の国・地域で販売されているというから驚きだ。トヨタ=プリウスのイメージが国内では強いが、グローバルではトヨタ=カローラなのかもしれない。

新型カローラハッチバックの特徴

外観のデザインコンセプトは『シューティングロバスト』

▲左:新型カローラハッチバック 右:日本仕様のオーリス

新型カローラハッチバックのデザインコンセプトは「シューティングロバスト」。「シューティング」はスポーツクーペの要素を持つ勢いのあるスタイリングを意味し、「ロバスト」は骨格のたくましさ・力強さや基本性能の高さを意味しているそうだ。

フロントマスクは、昨今のトヨタ車デザインに共通する「キーンルック」と大型のロアグリルを採用し、スポーティでワイドなデザインとなっている。また、ヘッドランプにはJ字形状に光るBi-Beam LEDを採用し、先代と比べてかなりアグレッシブなイメージになっている。

サイドからリアにかけてのデザインも大きく変わっており、リアフェンダー周辺の抑揚がスポーティさをより際立たせている。バックドアには樹脂材料を採用し、軽量化を行った。

トヨタ 新型カローラハッチバックのボディサイズ
カローラハッチバック

全長

4370mm

全幅

1790mm

全高

1435mm

ホイールベース

2640mm

内装のデザインコンセプトは『センシュアスミニマリズム』

インテリアのデザインコンセプトは「センシュアスミニマリズム」。スッキリとした上質さで感性に響く空間を追求したという。

新型プラットフォームと新型変速機構を採用

新型カローラハッチバックには、先日発表された新プラットフォームを搭載する。具体的には、TNGAのGA-Cプラットフォームと、新型直列4気筒直噴エンジン「Dynamic Force Engine(2.0L)」、そして世界初の発進用ギヤを採用した新型無段変速機(CVT)「Direct Shift-CVT」、および新型6速マニュアルトランスミッション(MT)だ。これらの採用により、燃費と走りの向上を行っている。

ここでのトピックスは新型の無段変速機(CVT)の採用だ。これは発進用ギヤを採用することで従来のCVTに対して低速域の伝達効率を大幅に改善したもの。「機械損失低減」と「ワイドレンジ化」、「変速追従性向上」に取り組んだことで、アクセル操作に対して一瞬遅れるようなもたつき感を改善し、現行比+6%の優れた燃費性能を実現する。

また、こちらも新たに開発された新型6MTもラインナップに加わり、日本でも発売されるというから楽しみだ。

>>新型CVTや新型6速MTについて詳しくはこちら

安全装備には「第2世代版トヨタセーフティセンス」を採用

2017年12月にマイナーチェンジを行った、トヨタ アルファード/ヴェルファイアからリリースされた「第2世代版トヨタセーフティセンス」が新型カローラハッチバックにも搭載される。しかも惜しみなく全車標準装備だ。

トヨタセーフティセンス(Toyota Safety Sense)には、車両に加えて、歩行者検知(昼間・夜間)・自転車検知(昼間)を行い衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」、前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作の支援を行う「レーントレーシングアシスト(LTA)」、車線逸脱による事故予防に貢献するステアリング制御機能付き「レーンディパーチャーアラート(LDA)」、夜間の前方視界確保を支援する「オートマチックハイビーム(AHB)」、カメラで認識した道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし、安全運転を促す「ロードサインアシスト(RSA)」が含まれている。

音声認識機能を操作系に搭載

米国で展開するマルチメディアシステム「Entune 3.0 Audio」が標準搭載されるため、Apple CarPlayやAmazon Alexaなど便利な機能に対応可能だ。

>>トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」がさらに進化!2018年より順次導入

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