ホンダ、新型CR-Vを日本導入へ!1年振りの復活で国内SUV市場テコ入れ図る
2016年に販売を終了していたホンダCR-Vが現場の声に1年で復活を決定
ホンダが、拡大し続ける国内のSUV市場に対応するため、ミッドサイズのSUV“CR-V”を日本で復活させることを決定した。
外観はすでに中国やアメリカで販売されているデザインで、パワートレインはお隣の中国で発表されたハイブリッドモデルのみと思われていたが、ガソリンモデルも導入されるようだ。新型CR-Vハイブリッドのワールドプレミアは2017年7月9日の上海モーターショー期間中に行われ、オートックワンでも報じたことがある。
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ホンダ CR-Vは2016年8月まで日本でも販売されていたミッドサイズのSUVで、国内では5代目に当たるモデル。トヨタ ハリアーやマツダ CX-5が直接的なライバルとなる。この価格帯の市場は年々拡大を見せており収益性も高いため、ラインナップ拡充の意味も込めて、改めて参入したいというのがホンダの狙いだろう。
新型CR-Vに搭載されるハイブリッドシステムはe-POWER風
新型CR-Vには、2モーター式のi-MMD(インテリジェント・マルチモード・ドライブ)が搭載される。このシステムは、日産e-POWERで採用される“シリーズハイブリッド方式”に類似しており、基本的に2リッター直列4気筒のi-VTECエンジンを発電に用いることでEV走行(モーター駆動)を行い、巡航時のみエンジンで直接駆動するため効率が良い。
フランクフルトショーで発表されたCR-Vプロトタイプのトランスミッションは6速MTまたはCVTとなっているが、日本ではCVTのみとなるだろう。
新型CR-Vハイブリッドの実燃費はリッター20キロくらいか
この2モーター式のi-MMDは、既に日本で販売されているアコードにも導入されているものと同じ。CR-Vに搭載されれば実用燃費が20km/L近くなることが想定される。そうなるとライバルであるトヨタ ハリアーやマツダ CX-5をしのぐ数値となり、燃費性能はかなり魅力的と言える。
ヴェゼルだけで戦っていた国内SUVに待望の復活新型CR-V、気になる価格は…
新型CR-Vは、ヴェゼルよりももちろん上位機種となる。先代のCR-Vはライバルに比べて割高な価格設定が足を引っ張ったため、同じ轍を踏まないためにも、ライバルと同等くらいの価格帯に抑えてくることが予想される。
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