テスラ、必要に応じてバッテリー容量等をオンラインでいつでも追加購入可能に!価格引き下げたエントリーモデルを発売
テスラモーターズ(本社:米国カリフォルニア州、会長 兼 CEO イーロンマスク、日本法人:東京都港区、代表取締役社長:ニコラ ヴィレジェ)は、2016年6月10日(米国時間6月9日)より、現在発売中のフルエレクトリックセダン「モデルS」に、新しいバッテリーサイズ、「60」と「75」を追加し、エントリーモデルの販売価格を約8%下げて販売を開始。
エントリーモデルとなるモデルS「60kWh」は、シングルモーター、後輪駆動で8,841,000円(消費税込み)。これまでのエントリーモデル「70kWh」953万円から、バッテリーを小さくし、標準装備していたテスラスーパーチャージャー(超急速充電)対応を外してオプションとするなど、スペックを最小化して、最低購入価格を下げたモデル。
また購入後、より長い航続距離や超急速充電の必要性を感じたり、または予算的に余裕のあるときなどに、いつでもオンラインからバッテリー容量などを追加購入することができるようになったという。これはソフトウェアをアップデートで機能などを追加実装し、より長い航続距離と、より高速な充電対応機能を得ることなどができるもの。
この新しいモデルSのエントリーモデルの航続距離はJC08モードで400km以上と普通に使うレベルでは十分な距離を確保している。さらに最高速度は210km/h、0−100km/h加速は5.8秒とエコな電気自動車でありながら、スポーツセダンとしての実力も実現しているという。
アクティブセーフティー機能とオートパイロット用のハードウエアは標準装備され、本体価格は8,841,000円(税込)。
テスラは、本年3月31日から予約を開始した「モデル3」で、電気自動車の最大の課題は価格であることを確信したといい、モデル3の販売を待たずして、より多くの電気自動車がガソリンを使うクルマに代わり、人々のライフスタイルや移動手段となるよう、テスラでは既存の販売車両についても、性能面だけでなく、販売手法にも工夫と改良を加え続けていくという。
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