ホンダ フィット 1.3G(ガソリンモデル)燃費レポート/永田恵一(3/5)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:永田恵一
ホンダ フィット 1.3G(ガソリンモデル)燃費レポート【郊外路編】
郊外路をフィットの1.3リッターで走っていると、燃費計を見なくとも「凄く燃費が良さそう」と感じることができる。そう感じる大きな要因は、低速トルクが非常に太いエンジンと、ワイドレンジ化されたCVTとのマッチングの良さによるところが大きい。
具体的には、回転数にして2,000回転を割るくらいの回転域で交通の流れに乗れて、2,500回転も回せば交通をリードできるくらいの加速力が有するためだ。思い出してみれば、フィットは初代モデルからCVTと組み合わされており少ないアクセル開度で流れに乗れるクルマだったが、このことはフィットのよきDNAとして3代目モデルにも受け継がれ、さらに磨きが掛けられている。
ハンドリングも、なかなか上質だ。
高速道路編でも述べた通り、フィーリングの良さに加えて1.3リッターのフィットのタイヤは175/70R14(15インチホイールが付くSパッケージを除く)で、周りのコンパクトカーが15インチの185幅や14インチでも65偏平のタイヤを履いていることを考えるとちょっと貧層にも感じるサイズだ。
だが、それでいながらタイヤを地面に接地させる性能が優れているためなのか、コーナーでの踏ん張り性能はなかなか高い。クルマの動きも決してシャープではないが、コンパクトカーとしてはよく落ち着いており、こんなところでもフィットがコンパクトカー離れしていることが実感できる。
郊外路での燃費は高速道路での数値に匹敵する「22.6km/L」という、素晴らしい数値を記録した。
これだけの燃費を記録した要因としては、通常の加速の際のアクセル開度が少ないことに加え、流れに乗ると80km/h程度までスピードが上がることもある郊外路のペースでも非常にエンジン回転が低く抑えられていることが好影響していたと思われる。
ホンダ フィット13G Lパッケージの郊外路の実燃費/22.6km/L
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