メルセデス・ベンツ E250カブリオレ 試乗レポート/今井優杏(1/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:和田清志
JAIAと書いてジャイアと読む、日本自動車輸入組合(Japan Automobile importers Assosiation)とは、海外の自動車メーカーと直接輸入契約を結ぶインポーターによって結成されている組織だ(JAIA公式サイトから引用)。
そのJAIAが毎年、媒体やジャーナリストなど報道関係者を対象に行う『JAIA試乗会』は、JAIAに加盟するインポーターが大集結し、主力モデルをババ~ン!と太っ腹に揃えるギョーカイ名物・大試乗会となっている。
今年も盛大に行われたこの試乗会にて、並いるゴージャス☆ラインナップ中オートックワン編集部が懊悩に懊悩を重ねて厳選した試乗車に、ワタクシ今井優杏がイッキ乗りしてきた!短評でお届けしよう。
★第1回目★ アウディ S3スポーツバック・SQ5・RS7スポーツバック試乗レポート/今井優杏
★第2回目★ スマート・フォーツー・エレクトリックドライブ試乗レポート/今井優杏
Eクラス以上こそが真のメルセデス
メルセデス・ベンツのEクラスといえば、まごうかたなき高級ミドルクラスの王道だ。
最近こそ「Aクラス」や「Bクラス」から、今年モデルチェンジがウワサされる大注目の「Cクラス」まで、若く小さなクルマ部門が大躍進の同社だけれども、ながくメルセデス・ベンツを愛し続けたことのあるエグゼクティブ層にとって、Eクラス以上こそが真のメルセデスと考える向きはいまだに生きている。
その長年の顧客を満足させ続けるために、このクラスには存分に『らしさ』が注ぎ込まれ、ある種、フラッグシップの「Sクラス」以上にコンサバティブな完成度になっているのは当然と言えば当然のことだ。
だからこそ、このワタクシをも含む『まだまだ永遠のヤングでいたいんやで層』にとっては『もっとトシとってからでええかなぁ……』と思わせてしまう、ともすれば威厳とも取ることが出来るリッチな落ち着き感をむんむんと醸しているのは、仕方のないことなんである。
しかし同社はさらなる顧客層の拡大のため、そのコンサバティブ感を一新すべく、大胆なモデルチェンジでEクラスをワイルドなお顔に生まれ変わらせ、かなりのアンチエイジングを図ったというのは記憶に新しい。
Eクラスセダン・ワゴン・クーペ、そして今回試乗してきたカブリオレと、各ボディタイプが出揃いモデルラインナップが完成したEクラスだが、なかでもさらに突出して軽やかな若さ、アクティブさを纏っているのがEクラスカブリオレだと思う。
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