マツダ CX-5 SKYACTIV-D 鹿児島縦断ロングドライブインプレッション／安藤修也(1/3)

CX-5の実燃費が知りたーーーい！

ガソリン高いですね。

先月までレギュラー145円くらいだと思ってたら、今月はもう158円ってオイオイ。ぶっちゃけ筆者のように余裕のない生活をしている庶民にとっては、もうドバイの油の価格がどうしたとかどうでもよくって、市井の生活に直結することしか気にならなくなる。

つまり、

「おたくのスタンドはレギュラーガソリンおいくらなの？ お高いんでしょう？」

なんてことしか気にならないのである。

そこで、いまや低燃費の代名詞となったハイブリッドカーがそ上にあがってくるわけだが、先日のトヨタ大本営からの発表によると、なんと納車4ヶ月待ちのプリウスαに続いて、アクアの納車は半年待ちだとか！

えーーーーッ!? 半年後も自分が同じクルマを今と変わらず欲しがりつづけるかどうかなんてわからんですよ。『101回目のプロポーズ』の武田鉄矢じゃあるまいし……。

ガソリンモデルでリッター16.0km、クリーンディーゼルモデルでリッター18.6kmを検証！

ということもあって、いま俄然注目を集めだしているのが、ハイブリッドでもＥＶ（電気自動車）でもない、第三だか第四だかのエコカー、「スカイアクティブ」なのである。

なにせ今回、やっと“フル”になったスカイアクティブ搭載のCX-5は、ガソリンエンジン搭載モデルでリッター16.0km、クリーンディーゼルエンジン搭載モデルでリッター18.6kmをたたき出す！（どちらもJC08モード）と、カタログに書いてあるじゃないか。

もちろん、最近はクルマヲタクじゃなくとも、カタログの燃費数値はリアルじゃないなんてことは知っている。実はアイドルがトイレに行くってことも知っているのと同様に。

では、今日最初のお願いはぁ？ CX-5の実燃費が知りたーーーい！ と『お願いランキング』風に言ってみたところ、マツダ様が鹿児島でCX-5の試乗会を開催してくれたのだ。