マツダ CX-5 SKYACTIV-D 鹿児島縦断ロングドライブインプレッション/安藤修也(3/3)
- 筆者: 安藤 修也
- カメラマン:オートックワン編集部
そのトルク感、ディーゼルエンジンのハイパワーに舌を巻く!
待望のクリーンディーゼル『スカイアクティブD』搭載車に乗ると、予想していたとおり、そのトルク感に驚かされた。ディーゼルがトルクフルということは、舌を巻いて低い声でゆっくりしゃべるとジャイアント馬場の物まねになることくらい分かりきったことだが、感覚的には3リッターNAエンジンくらいの力強さがあった。
しかも、昔のディーゼルみたいに委細構わずねじ伏せるようなジャイアン的感覚とは異なり、バビッとキレのいいトルクでスポーティなイメージなのだ。
特に2000回転前後のトルク感は充実していて、思わず楽しくてグイグイ踏んでしまう。さらに、ガオーン! といった音も心地いい。ただしこれはクルマヲタクの感想。決して人に安らぎを与えるものではないだろう。
ガソリンエンジン搭載モデルより車重が重いため、足まわりは若干強化されているようだが、逆に乗り心地はしっとりとした印象だ。とにかく全域でトルクフルなので、逆にアクセルを踏む量は減ることになる。
JC08モード達成率は81%!ヨシとしよう!
高速~一般道を走りきり、さらにワインディングでは強大なトルク感の楽しさから踏みまくってしまったにもかかわらず、燃費はリッター14.7kmという結果に(JC08モード達成率79%)。
さらにワインディング抜きで都市部ばかりを走行した時の燃費はリッター15.2kmという好結果となった(JC08モード達成率81%!)。
もちろんガソリンエンジン搭載モデルも、都市部で乗るかぎり不足を感じることはないだろう。しかし、比較して分かったことだが、とにかくクリーンディーゼルの力強さは心地よい。そのうえ燃費性能も優れている。排ガスだって、筆者がまだバカ殿を観て笑い転げていた子どもの頃のディーゼルと比べたら、格段にきれいなのだ。
両車の価格差は40~60万円。ガソリンと軽油の価格差で元を取るのはムリな差額だが、それでもディーゼルを選ぶユーザーが7割以上だという。
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