マツダ 新型 アクセラ 新型車速報~アクセラ初のハイブリッドモデルを世界初披露~
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お待たせしました! いよいよ新型「アクセラ」日本仕様の発表です!(ただし発売は11月21日ですが・・・)
2013年6月の初披露以来、これまでじわじわと情報が小出しに公開されてきたマツダの新型「アクセラ」。オートックワンでもこれまで最新ニュースやプロトタイプの試乗レポートなどを随時お届けしてきた。最新「SLYACTIV」技術を全面採用し、CX-5、アテンザに続くマツダのデザインテーマ「魂動-soul of Motion」を用いた話題満載のニューモデルだ。
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そして10月9日。待望の日本国内での価格、グレード体系などがようやく正式に発表された。ただし今回は「10月10日より予約がスタート」という発表で、正式な発売日は11月21日からとなる。
初登場「アクセラハイブリッド」は30.8km/Lの低燃費性能を実現
3代目となる新型「アクセラ」のボディ形状は、先代モデル同様に5ドアハッチバックの「アクセラスポーツ」と4ドアセダン「アクセラ セダン」の2タイプが用意される。
そして日本仕様のアクセラは、エンジンラインナップの豊富さが特長だ。中でも、今回世界初披露となったマツダ初のハイブリッドモデル「アクセラハイブリッド」に注目が集まる。世界一売れているハイブリッドカー「トヨタ プリウス」に搭載されるハイブリッドシステム「THS-II」の供給を受け、高圧縮比14:0の専用チューンを受けたマツダ製「SKYACTIV-G2.0」エンジンと組み合わせた。
気になる燃費は30.8km/L[JC08モード]。ハイブリッド専用モデルのプリウスが、最廉価の「L」グレードが唯一32.4km/Lの燃費をマークする以外、それ以外のグレードは30.4km/L[JC08モード]であることを考えると、新型アクセラはかなり優秀な燃費数値を叩き出していることが分かる。もちろんマツダが造るモデルらしく、エコなハイブリッドカーであっても「人馬一体」の楽しい走りを実現しているというから、今から試乗が楽しみなところ。
なおハイブリッドモデルは、後席後ろに比較的大きなニッケル水素バッテリーを搭載することもあって、今のところセダンのみの設定となっている。価格は「HYBRID-C」2,373,000円から「HYBRID-S L Package」2,625,000円まで[※価格は消費税込み、以下同]。
ガソリン2機種・ディーゼル・ハイブリッド、6AT・6MT、そして5ドア・4ドアの超ワイドバリエーション
ガソリンモデルでは、直4 2.0リッター「SKYACTIV-G 2.0」に加え、新開発の1.5リッター「SKYACTIV-G 1.5」の2機種が用意される。こちらはハッチバック、セダンともにラインナップされ、2WDと4WDの設定がある。また2.0、1.5ともに、6速AT「SKYACTIV-AT」に加え、6速MTの「SKYACTIV-MT」の設定があるところはマツダらしいこだわりだ。価格はセダン「15C」1,711,500円から、アクセラスポーツ「20S Touring L Package」2,436,000円まで。
そして忘れてはならないのが、CX-5やアテンザで圧倒的な人気を誇るディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」搭載モデル。
こちらはハッチバックのみの設定で、価格は2,982,000円。6速ATと6速MTから選択可能だ。ちょっとお高いようにも見えるが、先進安全機能や、内外装の専用加飾化、Boseサウンドシステム、電動スライドガラスサンルーフなど、豪華なフル装備が標準採用となっている。プレミアムモデルとしての役割に加え、先代モデルに用意され根強い支持を集めたホットなスポーツモデル「マツダスピードアクセラ」の補完という役割もあるようだ。
なお11月21日からのデリバリー開始とお知らせしたが、当初はガソリン2WDモデルとアクセラハイブリッドからスタートする。4WDモデルやディーゼルモデル、2.0リッターガソリンMTモデルについては、年明け~2014年春にかけて順次発売予定となっている。
開発キーワードは「強い絆」
新型アクセラの開発にあたりマツダは、「強い絆」をキーワードに掲げた。
開発主査の猿渡 健一郎氏は「単なるクルマ、単なる商品ではなく、新型アクセラを使うことでユーザーの人生そのものが豊かにするようなクルマを提供したい」「使っていく中で、作り手の想いの強さや誕生した背景などが伝わり、いつしか愛着を持ってもらえる・・・そんなオンリーワンのクルマにしたい」と語る。そのためにはまず1番に人間の感覚を大事にすることで、運転することが心から楽しいと思えるクルマを目指した。
2003年に初代モデルがデビューして以来、世界120ヶ国以上で販売されているアクセラ。約10年間で370万台以上を売っている。マツダの中でも3割以上の販売数を占めるという重要な基幹モデルだ。マツダでは新型アクセラについても、国内で3000台/月(年3万6千台)、グローバルで50万台/年の販売を目指す。
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