マツダ 新型 アテンザ ディーゼル(SKYACTIV-D) 試乗レポート/国沢光宏(2/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:オートックワン編集部
わざわざ新開発された6速MT「SKYACTIV-MT」に好感度大!
今や希少な存在になった6速マニュアル(「SKYACTIV-MT」と呼ぶ)にも試乗してみた。
こちらはさらに好感度高い。トルク太いためクラッチのミート感が良い上(エンストしにくい)、 ブレーキペダル離しても車体の後退を防ぐヒルストッパーが標準装備されているため、坂道発進でサイドブレーキ使わないで済む。この機能、運転が上手なドライバーであっても楽ちん。
シフトの操作感は上々。私がアテンザ買うなら迷うことなくマニュアルにする。ちなみにマニュアルトランスミッションは新設計。アテンザのために開発したのだという。計画だと日本仕様は月に数台規模だったというが、9千台のバックオーダーのウチ、マニュアル比率11%とのこと。アテンザのユーザー、クルマを解ってるじゃありませんか!
プロトタイプに比べ、乗り心地も大幅に改善
もちろんマニュアル仕様であってもアイドルストップ機能は付く。停車し、ニュートラルにしてクラッチを離した段階でエンジン停止。クラッチ踏むと再スタートする。
気になる燃費だが、大雑把に言うと高速の流れに乗って走って18km/L前後。街中は15km/L前後を考えておけばいい。6速ATだと5%くらい悪くなる程度。
箱根で乗った時に不満だった乗り心地は大幅に改善されていた。市販仕様のサスペンションの場合、2千kmくらい走れば動きが馴染み、徐々に乗り心地は良くなるらしい。路面の継ぎ目のような大き目の入力を受けるとツキ上げ感が出てしまうものの、普通のドライバーなら不満を感じることはないと思えるレベルかと。
辛口派(?)国沢光宏も思わず絶賛!
以上、三菱 アウトランダー PHEVに続き、相当ホメてしまった。
実際、良いクルマに仕上がっている。数少ない不満点は、ブレーキのタッチと、ハンドルを早く操作した時にアシスト不足感がでていることくらい。また、オプションのBOSEのオーディオは若干チューニング不足のようで、標準品の方がバランス良かったことを付け加えておく。
[レポート:国沢光宏]
↓マツダ アテンザ ディーゼル、国沢サンの動画レポートも併せてチェック!↓
マツダ 新型 アテンザ ワゴン「XD(クロスディー) L Package」[6速AT] 主要諸元
全長x全幅x全高:4800x1840x1480mm/ホイールベース:2750mm/乗車定員:5名/駆動方式:2WD(FF)/車両重量:1530kg/エンジン種類:直4 直噴 コモンレール式ディーゼル DOHC ターボ エンジン/燃料:軽油/総排気量:2188cc/最高出力:175ps(129kW)/4500rpm/最大トルク:42.8kgf-m(420N・m)/2000prm/トランスミッション:SKYACTIV-DRIVE(6速AT)/燃費:20.0km/L(JC08モード)/メーカー希望小売価格:340.0万円[消費税込み]
マツダ 新型 アテンザ セダン「XD(クロスディー) 」[6速MT] 主要諸元
全長x全幅x全高:4860x1840x1450mm/ホイールベース:2830mm/乗車定員:5名/駆動方式:2WD(FF)/車両重量:1490kg/エンジン種類:直4 直噴 コモンレール式ディーゼル DOHC ターボ エンジン/燃料:軽油/総排気量:2188cc/最高出力:175ps(129kW)/4500rpm/最大トルク:42.8kgf-m(420N・m)/2000prm/トランスミッション:SKYACTIV-MT(6速マニュアルトランスミッション)/燃費:22.4km/L(JC08モード)/メーカー希望小売価格:302.6万円[消費税込み]
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