売れ筋輸入車ワゴン徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
かつてのワゴン人気が一段落し、いつしかワゴンユーザーの目は、C~Dセグメントの較的コンパクトで、価格もそれほど高くない実直的なモデルに向けられるようになった。ワゴン市場全体においては、インポートワゴンの人気が高く、とくに2L以下のモデルの割合が高くなっているという現実がある。
そこで今回は、最近新たなモデルが追加された、ボルボV50、フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント、アウディA4アバントの3車種を取り上げたいと思う。いずれも、新開発の2L以下のエンジンに、デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた新たなパワートレインを得た点などで共通する。
2004年に登場した2代目ボルボV50は、2009年3月に新モデルが追加された。このモデルは2L4気筒NAエンジンと、「パワーシフト」と呼ぶデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた仕様。とくに、ベーシックグレードの「2.0e Powershift」は、ボルボのワゴンとして初めて300万円を切る価格設定とされた点が注目。今回は、同じくパワーシフトを搭載し、快適装備の充実した「V50 2.0e Aktiv」を持ち込んだ。価格339万円。
2007年7月に登場した、ゴルフVをベースとするワゴンモデル「ゴルフ ヴァリアント」には、2008年9月に新開発の1.4L直噴シングルチャージエンジンに、乾式クラッチを採用した7速DSGを組み合わせた「TSIトレンドライン」が追加された。価格264万円。
現行アウディA4は、2008年3月にセダン、2008年8月にアバントが登場。2009年3月に、新開発2L直噴ターボエンジンと、縦置きエンジン車として初めての7速Sトロニックを搭載したAWDモデルの「2.0TFSIクワトロ」が追加ラインアップ。価格は513万円と、今回の3台の中ではグンと高くなるが、これまでの1.8TFSIと3.2FSIとの間を埋める、本命となっていくであろうモデルである。
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