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試乗レポート 2012/9/27 18:19

アウディ新型S6・S6 Avant(アバント)試乗レポート/松田秀士(1/2)

アウディ新型S6・S6 Avant(アバント)試乗レポート/松田秀士

ハイエンドモデルのSシリーズもダウンサイジングの波に・・・5.2リッターV10から4リッターV8へ

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今やフェラーリにもアイドリングストップが採用される時代。環境を考慮しないスポーツカーは、人間性ではなくクルマ性を疑われるのである。そんななか、アウディのスポーツラインナップであるSシリーズにも手が加えられた。

トピックは、これまでSシリーズの目玉とも言われたV10エンジンを、V8エンジンへと換装したこと。

2000年~2005年にかけ、F1GPではV10エンジンをレギュレーションで規定。このイメージを先取って各メーカーはスポーツバージョンにV10エンジンを採用した。しかし、現在F1マシンはV8エンジンに規定されている。片バンク5気筒の長さより4気筒の方が短く、全長でV8エンジンの方がコンパクトに納められる。インディカーに至ってはV6(ターボ)エンジンなのである。

つまり、ハイパフォーマンスの象徴ともいえるマルチシリンダー化は部品点数も多く、前世代の遺物と化しつつある。クルマ好きとしてはちょっと夢のない話にも思えてくるのだが・・・。

さて、S6、S7スポーツバック、S8とハイブランドSシリーズに搭載されるエンジンを、アウディは全て5.2リッターV10エンジンから4リッターV8(ツインターボ)エンジンに換装したのだ。つまり、ダウンサイジングだ。

しかし、パフォーマンスに関しては以前のV10モデルよりもパワーアップしている。

では、さっそくS6とS6アバントのインプレッションといこう。

A6と比べ、スポーティな装いのS6・S6 Avant

アウディ 新型S6アウディ 新型S6 Avant(アバント)

A6をベースとするS6&S6アバント。

しかし、クロームのフロントグリルやバンパー一体型のエアロなど、デザインはSモデル専用でスポーティだ。

LEDヘッドライトは、Sモデルでは標準装備。ボディ同色のサイドシルカバー、アルミ調仕上げのドアミラーハウジングとともにサイドビューも精悍。

リアのコンビネーションランプにもLEDテクノロジーがぎっしり。テールエンドにはセダンもアバントもアンダーパネルからのエアを抜くディフューザーが取り付けられ、左右デュアルの楕円形テールパイプにもクローム処理がなされている。

セダンにはトランクフードに、アバントではテールゲート上部にそれぞれ専用リアスポイラーが取り付けられ、5スポークの20インチ専用アルミホイールが装着される。

また、インテリアはブラックが基調。ただ、シートとヘッドライニングにルナシルバー仕様も選択できる。シートに腰かけてスタートボタンを押すと、メーターパネルにウェルカムメッセージが。

ちょっとレクサスみたいと微笑みながら、ギヤセレクトレバーをDレンジに入れてスタートした。

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