【2023年版】キャンプ・アウトドア用薪ストーブのおすすめ30選|上品な雰囲気を楽しもう!

  • 筆者: (株)Anchor
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寒い時期のキャンプには、暖房器具が必須。薪を燃やして使う薪ストーブなら、ガスや電気のストーブより暖かい上に、火起こしや薪をくべるアウトドアならではの体験ができておすすめです。また、調理にも使えて炎を眺める楽しみもあり、多用途で便利なアイテムでもあるんです。

今回は、キャンプ・アウトドア用の薪ストーブの選び方や使用時に注意すべき点、おすすめ商品30選をご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. 薪ストーブで冬キャンプでも暖かく過ごせる!
  2. キャンプ・アウトドア用薪ストーブの選び方
  3. キャンプ用薪ストーブの人気&おすすめブランド・メーカー
  4. キャンプ・アウトドア用薪ストーブのおすすめ10選|定番・万能モデル
  5. キャンプ・アウトドア用薪ストーブのおすすめ10選|コンパクトモデル
  6. キャンプ・アウトドア用薪ストーブのおすすめ10選|二次燃焼タイプ
  7. キャンプでの薪ストーブの使い方
  8. アウトドアで薪ストーブを使う時の注意点
  9. まとめ

薪ストーブで冬キャンプでも暖かく過ごせる!

薪ストーブとは、その名の通り薪を燃料にするストーブです。石油ストーブや電気ストーブに比べて火力が強く、寒い時期でも効率よく暖まることができるのがポイント。

暖房器具として使うのはもちろん、天板の上でダッチオーブンなどの調理もできて一石二鳥です。薪割りや火起こし、後処理といった手間はありますが、多くのアウトドアファンから人気を集める憧れのギアです。

その手間や価格帯から、アウトドア上級者向けのアイテムと思われがちですが、近年のアウトドアブームにより、気軽に使えて安価な初心者向け薪ストーブも登場しています。

キャンプ・アウトドア用薪ストーブの選び方

ここでは、キャンプ・アウトドア用薪ストーブを選ぶ時に知っておきたいポイントを5つご紹介します。

用途にあった機能があるか

先にもお伝えしましたが、薪ストーブは暖房以外に料理にも使えます。

また、火が燃える見た目を楽しめるのも薪ストーブの良いところです。用途に合わせて、必要な機能を選びましょう。

火を楽しむなら

薪ストーブで火が燃える見た目を楽しむなら、サイドに窓があって中が見やすいデザインがおすすめ。窓があると見た目が楽しい以外に、常に燃え方を確かめることができるので思わぬ事故を防ぐことが可能です。

料理に使うなら

薪ストーブを料理に使う場合は、天板がフラットで上に鍋などを置けるものがおすすめ。ダッチオーブンなど重い調理器具を使う場合には、耐荷重もチェックしましょう。ダッチオーブンは本体だけで10〜15kgほどになり、さらに中に入れる食材や水の重さも加わります。

テント内で使うなら

テント内で使う場合、煙を外に出せるように長めの煙突がついた薪ストーブがおすすめです。煙が出にくく、一酸化炭素中毒になりにくい二次燃焼タイプも人気が高いです。

ただし、基本的にキャンプ・アウトドア用の薪ストーブは屋内での使用を想定されていません。一部の換気性の高いティピー型のテントであれば、使用できる場合も。使うときにはテントの仕様を確かめた上で、しっかり換気を行う必要があります。

また、狭いテントで周りのものが燃えたり溶けたりしないよう、周囲のものとの距離にも気をつけましょう。

使用頻度に合っている・手入れしやすい素材か

薪ストーブには、大きく分けてステンレス製と鉄製の2種類があります。素材によって使い勝手が異なるため、使用頻度や手入れのしやすさで選びましょう。

ステンレス製

ステンレス製の薪ストーブは、軽量でサビに強いのがメリット。使用後についた煤は水洗いで落とすことができるため、手入れの楽な薪ストーブが欲しい人にはステンレス製がおすすめです。

デメリット面は、鉄製の薪ストーブに比べて熱伝導率が低く、周囲が温まりにくいことです。どちらかというと、アウトドア初心者向けの薪ストーブと言えます。

鉄製

鉄製の薪ストーブは、熱伝導率が高いためステンレス製より暖房効率が良いのが特徴です。価格も、ステンレス製のものに比べて安い商品が多い傾向があります。

ただし素材の特性上、重くてサビに弱いため、持ち運びや手入れの手間が気にならない人におすすめ。使用後には水気をしっかり拭き取り、油を塗るなどの手入れも必要なので、そこを含めて楽しめるアウトドア上級者向けと言えます。

収納・持ち運びがしやすいか

薪ストーブは、小さなものから大きなものまで様々なサイズがあります。折りたたみできたり、脚や煙突を外して収納できたりと、収納時のコンパクトさにこだわった商品も登場しています。

コンパクトなものほど、キャンプの行き帰りや家で保管しておくときに便利なので、収納・持ち運びのしやすさにもこだわって選びましょう。

気分を盛り上げるデザインか

寒い時期のキャンプでは暖房器具の周りに人が集まることが多く、薪ストーブはキャンプサイトの中心となるアイテムです。機能性はもちろん大切ですが、気分を盛り上げるデザインであることも重要ですよね。

一度買ったらあまり買い換えることはないアイテムなので、見た目にまでこだわって商品を選びましょう。

効率よく燃える二次燃焼タイプもおすすめ

二次燃焼タイプとは、薪が燃えている一時燃焼室で発生した未燃焼ガスを取り込み、再燃焼させる仕組みがある薪ストーブのことです。一酸化炭素中毒の原因になる有害ガスが出にくいため、通常タイプより安全に使うことができます。

また、ガスをしっかり完全燃焼させると煙も出にくいため、周囲のものに汚れや煙の匂いがつくのを防ぐこともできます。近年は二次燃焼タイプを進化させた三次燃焼タイプも登場していて、煙や燃えかすの少なさにこだわりたい人にはこちらもおすすめです。

キャンプ用薪ストーブの人気&おすすめブランド・メーカー

ここでは、キャンプ用薪ストーブを多彩にラインナップしている、おすすめのアウトドアブランド・メーカー4選をご紹介します。

ホンマ製作所

ホンマ製作所は、新潟市に本社を置くメーカー。家庭用・アウトドア用の薪ストーブやその周辺機器、アウトドア用の調理器具などを製造しています。

専門メーカーなので商品ラインナップが幅広く、さまざまなニーズに合った薪ストーブを見つけられるのがポイント。本格的な大型の鉄製薪ストーブから、軽量・コンパクトでソロキャンプ向けのステンレス薪ストーブまでラインナップしています。

新保製作所

新保製作所は、東京都に本社を置く薪ストーブの専門メーカーです。家庭用からアウトドア用まで、幅広いラインナップを取り揃えています。比較的小型で、少人数でのキャンプやソロキャンプでも使いやすい商品が多いのが特徴です。

また、鉄製の薪ストーブは黒一色のものが多いところ、カラフルな塗装を施した「カラー薪ストーブ」を用意しているのもポイントです。見た目がかわいらしい商品が多いため、デザインにこだわって薪ストーブを選びたい人におすすめです。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)

キャプテンスタッグは、新潟に本社を置くアウトドア用品の総合ブランド。安価かつ機能的で、アウトドア初心者にも使いこなしやすいアイテムを豊富に取り揃えているのが特徴です。

ステンレス製の軽量な商品が多く、薪ストーブだけではなくバーベキューコンロや焚き火台としても使える多機能な商品もあります。1万円以下のアイテムも多く購入しやすいため、まずは薪ストーブの使い心地を体験してみたい人にもおすすめです。

テンマクデザイン

テンマクデザインは、アウトドアショップの「WILD-1」が展開しているオリジナルブランド。アウトドアファンのリアルなニーズを捉えた機能性と、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。

薪ストーブもステンレス製のスタイリッシュな見た目のものが中心で、サイズも小さめでソロ〜少人数キャンプにぴったり。薪ストーブと組み合わせて使える周辺アイテムも充実しているため、キャンプサイトをおしゃれに演出したい人におすすめです。

キャンプ・アウトドア用薪ストーブのおすすめ10選|定番・万能モデル

ここからは、おすすめのキャンプ・アウトドア用薪ストーブをタイプ別に30選ご紹介していきます。

まずは、初心者から上級者まで誰でも使いやすい定番・万能モデル10選です。

ホンマ製作所 ステンレス 時計1型

「時計型」と呼ばれるレトロな形状の薪ストーブです。ステンレス製のためサビにくく丈夫で長く愛用できるのがポイントです。煙突付きなので、煙を外に出せばテント内でも使用可能となっています。

また、煙突パーツを買い足して煙突を曲げたり、さらに延長することも可能。天板が平らなので暖房のほかに調理にも使用でき、さまざまなニーズに合わせられます。コンパクトサイズで、重さも6.6kgと比較的軽量なので、ソロ〜少人数のキャンプにおすすめです。

ホンマ製作所 ストーブカマド

最大熱出力14,000kcalの、パワフルな薪ストーブです。炎が燃える様子をサイドの窓から見られるのも楽しいポイント。縦長の円筒型なので省スペースですが、本体自体は大きいので広いスペースもすぐに温めることができます。

ただし、大きいぶん20kgと重く、薪も多く必要なので、大人数のキャンプ向け。上面は平らになっているため大きな鍋も安定して置くことができ、薪ストーブをアウトドア料理に使いたい人にもおすすめです。

ホンマ製作所 クッキングストーブ

取手付きで、持ち運びやすい薪ストーブです。長めの脚が特徴で、本体を地面から離すことで輻射熱が地面に伝わりにくく、環境に優しいのがポイント。

また、高めの位置で使用できることで椅子などに座って暖を取りやすく、調理作業をしやすいというメリットもあります。上部には鍋などを置いて温められるほか、天板の一部を外して羽釜を置いたり、コンロとして使うことも可能。カラーはグリーンとブラックの2色展開で、好みに合わせて選ぶことができます。

ホンマ製作所 黒耐熱窓付時計型薪ストーブ

レトロな時計型の見た目がかわいらしい薪ストーブです。

サイドに窓があるので、炎が燃える様子を見て楽しめるのもポイント。鉄製ですが、コンパクトサイズなので6.7kgと比較的軽く、持ち運びやすい鉄の薪ストーブが欲しい人におすすめ。ソロ〜少人数のキャンプに向いているサイズです。

小さいながらも、暖房面積は10〜15坪と広く、効率よく暖めることが可能。煙突は付属していないため、必要な場合は100mm径の煙突パーツを別途で購入しましょう。

テンマクデザイン ウッドストーブ サイドヴュー

サイドとドアに大きな窓があり、炎が燃える様子を見て楽しみたい人におすすめの薪ストーブです。煙突は取り外し可能、脚は折りたたみができ、コンパクトに収納できるのもポイント。

煙突がとても長いため、服などに煙の匂いがつきにくいです。

天板のサイドに物を置ける棚があり、調理器具やストーブのアクセサリーを置いておけるのも何かと便利。天板の円形パーツを外せば、直火での調理も可能です。

M.O.L 薪ストーブ丸型

プレート、グリル付きで、上で直接調理ができる薪ストーブです。バーベキューグリルを兼ねる多機能な薪ストーブが欲しい人におすすめ。吸気口が3箇所あり、火力を調整しやすいのもポイントで、料理をするときに便利な機能を取り揃えています。

足から煙突の先まで160cmあり、頭の上に煙が出るようになっているのもポイント。必要であれば、別売パーツを足して煙突を延長することもできます。

モキ製作所 俺のかまど

羽釜セット付きで、ご飯を炊くことができる薪ストーブです。炊飯だけではなく、バーベキューや焼き鳥など、さまざまな料理に使うことができます。

「俺のかまど」という商品名通り硬派なイメージのデザインで、無骨でシンプルな薪ストーブを探している人におすすめ。サイズはコンパクトなので、ソロ〜少人数のキャンプに向いています。

柳沢林業 大人の隠れ家 薪ストーブ BBQube

バーベキューグリル、コンロ、ピザ窯の3WAYで使える多機能な薪ストーブです。組み立て式で、パーツをバラバラにできるので、使わない時は厚さ6cmのコンパクトサイズに収納可能。

組み立て時にはネジなしで組み上げることができるので、不器用な人でも安心です。

内部が二重構造になっているので、二次燃焼を促進し煙を抑えられるのもポイント。サイズは小さめで、ソロ〜少人数のキャンプにおすすめです。

Anlik 薪ストーブ

1万円台で購入できる、コスパの良い薪ストーブです。安価ですが付属アクセサリーが充実していて、本体と煙突のほかに灰かき棒と網が付属しているためすぐに使い始めることができます。

サイドにはグリットがついていて、持ち運び時には持ち手に、使用時には乾燥棚や物置になる便利なデザイン。ステンレス製・鉄製の2パターンがあるため、ニーズに合わせて素材を選べるのもおすすめポイントです。

TOMOUNT 薪ストーブ

正面に大きめの窓があり、火が燃える様子を眺めて楽しめる薪ストーブです。本体の他に、煙突、断熱マット、スクレーパーが付属していて、すぐに使い始めることが可能。

収納時には全てのパーツをストーブ内部にしまうことができるので、持ち運びも便利です。コンパクトサイズで、持ち運びやすさを重視する人におすすめです。

キャンプ・アウトドア用薪ストーブのおすすめ10選|コンパクトモデル

ここでは、ソロキャンプにぴったりなコンパクトサイズの薪ストーブ10選をご紹介します。

ホンマ製作所 ステンレス ストーブコンロセット

サイドに窓付きで、見た目にも楽しい時計型薪ストーブです。ガラス窓は火力によって自然に曇りがとれる仕様(フレイムウォッシュ効果)で、手入れをしなくても揺らめく炎を楽しむことが可能です。

時計型ストーブ史上最小サイズとのことで、コンパクトさを重視したいソロキャンパーにおすすめ。重さも4.6kgと軽量です。別売りですが専用の持ち運びバッグもあるため、合わせて購入するのも良いでしょう。

キャプテンスタッグ KAMADO 煙突ストーブ UG-11

コンパクトサイズの、かまどタイプの薪ストーブです。パーツの組み合わせ方によって様々な使い方ができ、ストーブの他にも焚き火台やバーベキューコンロとしても使えます。

また、薪だけではなく炭での使用もできるのがポイント。内部の目皿の高さが2段階に調節でき、ハイなら炭、ローなら薪で使えます。価格やサイズも手頃なので、多機能な薪ストーブが欲しいソロキャンパーにおすすめです。

キャプテンスタッグ KAMADO 煙突ガラス窓付角型ストーブ UG-75

正面に大きめのガラス窓付きで、火が燃える様子を楽しめる薪ストーブです。コンパクトサイズですが横長なので、薪を割らずに使用することが可能。薪の追加は、サイドと正面の2箇所からできます。

大小2種類のゴトクとバーベキュー用の網がついているため、幅広い料理ができるのも便利ですね。脚の長さをハイとローの2段階に調節できるため、さまざまなキャンプスタイルに合うおすすめ商品です。

ランドフィールド 薪ストーブ折り畳み式LF-HOS010

コンパクトサイズですが、耐荷重30kgのタフな薪ストーブです。ダッチオーブンなど、重い調理器具を上に乗せて使いたい人におすすめ。

丈夫な作りの分、重量は10kgと重いですが、コンパクトに折りたためる収納バッグもついているため、持ち運びは便利。オートキャンプであれば、ソロキャンパーでも使えるでしょう。

テンマクデザイン ウッドストーブ

ソロキャンプを意識して作られた、コンパクトな薪ストーブです。コンパクトな本体に240cmの煙突がついているので、テント内で使いたい人にもおすすめ。

煙をテントの外に出し、安全に使用することができます。また、バイクに積めるサイズと重さとのことで、ツーリングキャンプをしたい人にもおすすめです。

ogawa ちびストーブ3

「ちびストーブ」という商品名の通り、コンパクトサイズにこだわった薪ストーブです。幅28cm×奥行40cmで、ソロキャンプにぴったりのサイズ。煙突や台座は分解でき、全てのパーツが本体の中に収納できる仕様になっています。

専用の収納袋付きで、重さも5.2kgと軽量なので、一人でも問題なく持ち運べます。中籠付きで炭での使用もできるため、小さくても多機能なのもポイントです。

G-stove Heat view

ノルウェーのアウトドアブランドが作った、スタイリッシュな薪ストーブです。日本メーカーの商品にはなかなかないデザインなので、見た目にこだわって薪ストーブを選びたい人におすすめ。重さは10kgと重めですが、そのぶん重厚感があります。

ポータブル薪ストーブ ロキ2

鉄製で重厚感のある薪ストーブです。コンパクトサイズですが、しっかり長い脚があるため、安定性の高い薪ストーブが欲しい人におすすめ。240cmの煙突がついているため、テント内での使用にも適しています。

また、アウトドアファンに人気のペトロマックス製で、サイドにはロゴプレートもついているため所有感が満たされるのもポイントです。

笑's FD薪ストーブ「焚き火の箱」

商品名の通り、箱型でコンパクトな薪ストーブです。収納時には全パーツをバラバラにでき、リュックやカバンにもしまえる薄型になります。

収納用のバンドも付属しているため、持ち運びやすさを何より重視する人にぴったりです。重さも2.76kgと、ほかの薪ストーブよりも大幅に軽量になっています。

ランドフィールド どこでも薪ストーブ LF-HOS020

小型ですが30kgの耐荷重があり、丈夫なのがポイント。

野外での暖房器具としてはもちろん、天板の熱を利用して湯沸かしや、加熱調理にも使用できます。キャンプやアウトドアにはもちろん、災害時など、もしもの時の備えにもなります。

アウトドア初心者でも安全に使用できるおすすめ商品です。

キャンプ・アウトドア用薪ストーブのおすすめ10選|二次燃焼タイプ

最後に、煙を抑えて快適に使える二次燃焼タイプの薪ストーブ10選をご紹介します。

キャプテンスタッグ ファイアブースト

二重構造の内部で、効率的な二次燃焼を促進する薪ストーブです。一斗缶ほどのコンパクトサイズで、重さも2.3kgと軽量なので、ソロ〜少人数のキャンプで気軽に使える薪ストーブが欲しい人におすすめ。上部がオープンになっているので、薪の追加も簡単にできます。

また、多彩なオプションパーツがあり、組み合わせればバーベキューやダッチオーブンなどさまざまな使い方が可能となっています。

ランドフィールド ウッドストーブ LF-CWS020

重さ1kgと軽量・コンパクトな二次燃焼タイプの薪ストーブです。内部が多重構造になっていて、段階的に燃焼を促進する仕組みになっています。

小型なので市販の薪は割らないと入りませんが、枯れ枝、落ち葉、炭などでも使用可能。災害時など、燃料が手に入らない時も役立ちます。上部にはゴトク付きで、耐荷重も20kgあるため、アウトドア料理に使いたい人にもおすすめです。

Field to Summit フレイムストーブ20 OFBF20

ソロキャンプにおすすめの、軽量・コンパクトな薪ストーブです。パーツは全て取り外し可能でスタッキングでき、収納時は専用の収納袋に入れて持ち運べます。

最上部はゴトクになっていて、鍋などを乗せて調理することが可能です。多重構造で燃焼を促す仕組みなので、コンパクトですが強い火力を実現できます。

waku fimac ネイチャーストーブ

上部と下部の2箇所から空気を取り入れ、完全燃焼を促す薪ストーブです。33cm×33cmの円筒形で、ソロキャンプでも複数人のキャンプでも使いやすい手頃なサイズ。

折りたたみはできませんが、重さは5kgとサイズの割に軽量です。専用の収納バッグも付属しています。

薪は上のスペースから追加する仕様なので、火力の調節も簡単です。

CHANGE MOORE 大型 ウッドストーブ

直径44cmの大型薪ストーブです。組み立ていらずですぐに使えるので、荷物量に余裕のあるオートキャンプに適しています。上部からワイルドに燃える火が見えるので、焚き火を囲んで楽しみたい人におすすめ。

脚付きなので、下部から十分に空気を取り入れやすく、凸凹した地面でもしっかり安定します。ちなみに直径23cmの小さめサイズもあるため、ソロキャンプや少人数キャンプにはそちらもおすすめです。

富士見産業 フレイムストーブ

多重構造で二次燃焼を促進する、スタッキングタイプの薪ストーブです。順番に重ねるだけなので組み立てが簡単で、収納時は付属のキャリーバッグで持ち運べます。

直径36cmでやや大きめなので、ソロキャンプよりはグループやファミリーでのキャンプにおすすめ。大きさの割に5.26kgと軽量で、使い勝手が良いのもポイントです。

HonToy キャンプストーブ

ソロキャンプにぴったりのコンパクトサイズの薪ストーブです。550gと軽量で、リュックやカバンに入れて気軽に持ち運べます。

サイドには持ち手がついているので、使用中の移動も可能です。上部にはゴトク付きで耐荷重が18kgあるため、鍋などを乗せて調理が可能。

BUNDOK ロケット ストーブ

上部・下部の2箇所で調理ができる、個性的なデザインの薪ストーブです。下部で一次燃焼が起こり、煙突のような上部で二次燃焼が起こっているという仕組みです。一次燃焼と二次燃焼の炎が出る場所が異なることで、効率的に調理ができます。

Signstek キャンプストーブ

直径20cm、高さ30cmのやや大きめサイズの薪ストーブです。ソロキャンプ用のサイズでは物足りないという人におすすめ。

収納時はスタッキングして付属の収納袋にしまうことができ、重さは1.1kgなので無理なく持ち運ぶことができます。

燃料は薪だけではなく、枯れ枝や新聞紙などでも使用可能。低価格ながら、30日間の返品・交換保証がついているのも嬉しいポイントです。

Tlymo キャンプストーブ

幅広いサイズ展開があり、ニーズに合わせて選べる薪ストーブです。ご紹介しているのは13.8cm径のものですが、ほかに13cm、17cm、20.5cmのものがあります。

火吹き棒が付属しているので効率的に火を起こすことができ、着火剤などを使わなくても簡単に使えるのがポイント。

キャンプでの薪ストーブの使い方

ここでは、キャンプ・アウトドアで薪ストーブを使う方法をステップごとに解説します。

慣らし焚き

新品の薪ストーブは、本格的に使い始める前に慣らし焚きが必要です。

いきなり使うと、耐熱塗料などが焼けて悪臭が出てしまうため注意しましょう。慣らし焚きは、火を起こし焚き付けが燃えだしたら、太めの薪を何本か追加します。その後、自然に消えるまでそのままにしておきましょう。

これを2〜3回繰り返して、慣らし焚きは完了です。

着火

ここでは、本格的に使い始める時に、薪ストーブに着火する手順を解説します。

薪ストーブの着火に必要な道具は、以下の通り。

・火ばさみ

・灰かきスコップ

・耐熱グローブ

・灰入れバケツ

・温度計

・薪

・焚き付け(燃えやすい細い枝など)

・着火剤

1. 炉内の底に灰を敷く

2. 煙突が冷えている場合、炉内の排気口あたりで固形燃料を燃やし、暖める

3. 灰の上に中くらいの太さの薪を下に敷き詰める

4. その上に、燃えやすい焚き付けを何本か積み上げる

5. 必要なら着火剤も使って着火する

6. 焚き付けから燃えていき、薪全体に炎が移るのを待つ

薪の補充

薪ストーブに着火できたら、薪を補充して燃焼を維持します。使うのは、着火に使ったものより太めの薪です。

薪ストーブの上に温度計を置き、約350度を越えないように注意しながら適宜追加していきましょう。炎が出ない「熾き火(おきび)」の状態になったら、空気が入る量を少なく調整し、熾きを保てるようにします。

火を消したいときは、薪を足すのをやめて自然に全ての中身が燃え尽きるのを待ちます。水などをかけて無理に消火すると、薪ストーブが壊れてしまうため注意しましょう。

後始末と手入れ

火が完全に消えたら、中の灰を灰入れバケツに入れて持ち帰るか、キャンプ場の灰捨て場に捨てます。灰が残っていると薪ストーブがサビやすくなるため、完全に取り除きましょう。

汚れや取りきれない灰は水拭きで落とし、その後乾拭きをして水分を取ります。煙突内に煤が残っていると火災の原因になるため、煙突掃除も定期的に行いましょう。

最後に、鉄ストーブの場合は油を塗ってサビ対策を行います。

アウトドアで薪ストーブを使う時の注意点

最後に、キャンプ・アウトドアで薪ストーブを使うときに知っておきたい注意点を3つお伝えします。

一酸化炭素中毒に注意する

薪ストーブの中で不完全燃焼が起こったり、換気が十分でない場所で薪ストーブを使うと、一酸化中毒が起こる可能性がありとても危険です。屋外で使う場合はあまり心配ありませんが、テントの中で使う場合は必ず煙突を外に出し、換気もしっかり行いましょう。

また、テント内で使いたい場合は、屋内での使用を想定している商品かどうか、必ず確認してから購入してください。

飛び火・やけどに気を付ける

薪ストーブの表面は、使用時は200度以上になります。周りに燃えやすいもの、溶けやすいものは置かず、小さな子供やペットがいる場合は近づきすぎないように気をつけましょう。

また、薪の補充のためにドアを開けると、飛び火する可能性があるため、必ず耐熱グローブをつけて行います。

薪は乾いたものを使用する

薪は必ずよく乾いたものを使用しましょう。

乾燥が十分でなかったり、雨などで湿った薪は燃えにくくて温度が上がりにくいほか、不完全燃焼になりやすいです。不完全燃焼が起こると大量の煙や木酢液、タールなどが出て、周りを汚してしまいます。一酸化炭素中毒のリスクもアップします。

乾いた薪の見分け方は、以下のような方法を参考にしましょう。

・持った時、見た目より軽い

・持ったとき、ひんやりした感じがしない

・打ち合わせると拍子木のような高い音がする

・くすんだ色になっている

まとめ

薪ストーブは、冬などの寒い時期のキャンプでも暖かく過ごせるほか、調理や心を和ませる効果もあって大活躍するアイテム。一つあると、キャンプサイトの雰囲気がぐっと良くなります。

薪ストーブにも様々なタイプがあるため、今回解説した選び方のポイントやおすすめ商品を参考に、ぜひ自分にぴったりのものを見つけてみてください。

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筆者(株)Anchor
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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