【2022年最新】キャンプにおすすめのフライパン25選|素材の特徴も紹介!
- 筆者: 山本
キャンプ用フライパンの選び方
まずは、キャンプ用フライパンを選ぶ時に知っておきたいポイントを6つお伝えします。
まず素材をチェック
アウトドア用フライパンは、鉄・アルミ・チタン・ステンレスなどの素材が多いです。素材によって特性が違うため、好みや使用シーンに合わせて選びましょう。
鉄フライパンは長く付き合える
鉄フライパンは耐久性が高く、使うほど油が馴染んで使いやすくなるので、長く愛用できるのがポイントです。高温調理や、焚き火での調理にも適しています。
ただし、錆びやすいので他の素材よりも手入れに手間がかかります。手入れの時間も楽しみたい、本格派のアウトドアファンにおすすめのフライパンです。フライパンより厚みがあって保温力が高い、スキレットも人気を集めています。
鉄のフライパンやスキレットは他の素材に比べて重いので、持ち運びの方法やサイズにも気をつけましょう。
アルミフライパンは軽くて扱いやすい
アルミフライパンは、軽くて扱いやすいのが特徴です。軽量性や持ち運びやすさをアピールしているキャンプ用フライパンは、アルミ製のものが多いです。熱伝導率が鉄の3倍も高いので早く温まり、素早く調理できるのもポイントです。
ただし焦げ付きやすいので、フッ素コーティングなど焦げ付き防止の加工がされているものがおすすめ。また、柔らかく変形しやすいので、持ち運びの際に歪んだりへこんだりしないように工夫しましょう。
チタンフライパンは丈夫で軽い
チタンフライパンは軽くて耐久性もあり、錆びにくいアイテムです。また、熱伝導率が低い素材なので、温まるのは遅いですが冷めにくいのもポイント。フライパンだけではなく、アウトドア用の食器などにもチタンが使われることが多いです。
軽くて丈夫なのが特徴なので、登山用フライパンなど小型で簡素な商品が多い傾向があります。ソロキャンプや、少人数のキャンプにおすすめです。
さびにくいステンレスフライパン
ステンレスフライパンは、さびにくく丈夫かつ、ある程度軽くて使い勝手が良いのがポイントです。チタンよりも耐久性は低く、アルミよりは重いですが、これといったウィークポイントがなく汎用性が高いのがポイントといえます。
また、商品数が多く、価格帯も安めなこともおすすめのポイントです。家庭でも使いやすい素材なので、家とアウトドアの兼用フライパンとしても使えます。
大きさはシチュエーションに適しているか
次に注目したいのが、フライパンのサイズです。作りたい料理やキャンプの人数など、シチュエーションに合わせて選びましょう。
キャンプの人数ごとに、おすすめのフライパンのサイズは以下のようになります。
・1人:15〜17cm
・1〜2人:17〜20cm
・2〜3人:20〜24cm
・4人以上:24cm以上
大は小を兼ねるので、迷ったら大きめサイズを買っておくのもおすすめです。ただし、大きくなるほど持ち運びは不便になるため、荷物の運び方も合わせて考えましょう。
持ち運びはしやすいか
アウトドア用フライパンは、持ち運びのしやすさに配慮して作られている商品も多いです。例えば、取っ手が取り外せたり折りたためるフライパンだと、同サイズの普通のフライパンより荷物にしまった時の収まりが良いです。
また、クッカーやケトル、調理器具などとセットになっていて、スタッキングできるフライパンも。徒歩キャンプや、駐車場からキャンプサイトまで距離があるキャンプ場の場合は、重量もチェックしておくのがおすすめです。
作りたい料理ができるか
アウトドアで作りたい料理によって、必要なフライパンのサイズや形状、素材などが異なります。
例えば、肉や卵を焼くだけなら浅いフライパンで十分ですが、煮汁が出るような料理だと少し深さのあるフライパンの方が便利です。また、アウトドア用コンロならほとんどのフライパンが使えますが、焚き火で調理する場合は普通より頑丈な焚き火用フライパンを使いましょう。
逆に火力の弱いガスバーナーで調理する場合には、鍋肌が薄く熱伝導率の高いフライパンが適しています。
手入れ・保管がしやすいか
手入れや保管のしやすさは、フライパンの素材や加工によって変わります。
焦げ・こびりつき防止加工
焦げやこびりつきを防ぎたいなら、フッ素(テフロン)コーティングやチタンコーティング、セラミック加工などが施されたフライパンがおすすめです。
ただし、こういった加工がされたフライパンは、高温で使用するとコーティングが傷んだり剥がれたりしてしまうため、あまり強火での使用はできません。フッ素加工は約280℃、セラミック加工は約400℃で傷むといわれているので、使用時は注意しましょう。
スタッキングできるか
他の調理器具とスタッキングできるフライパンだと、コンパクトに収納できて持ち運びに便利です。
アウトドアに必要な調理器具一式がセットになった商品も販売されているので、フライパン単体ではなくセットでの購入も検討してみましょう。特に少人数キャンプ向けのサイズのものは、スタッキングできるセットが多くなっています。
家庭用フライパンでも使える?
家庭用フライパンを、アウトドアで使うことも可能です。ただし、フライパンの中でもIH専用のものは、直火使用ができないためキャンプでは使えません。IHと直火兼用や、普段からコンロで使っている直火用のフライパンであれば大丈夫です。
ただし、焚き火で使用すると煤などがついて変色してしまうこともあるため、見た目を損ないたくない家庭用フライパンは、アウトドアにはおすすめできません。
キャンプにおすすめの鉄フライパン10選
ここからは、キャンプ・アウトドアにおすすめのフライパンを、タイプ別に25選ご紹介していきます。
まずは、こだわり派から人気を集める鉄フライパン10選のご紹介です。
極SONS COCOpan ベーシック
- 極SONS ベーシック
- COCOpan
持ち手が取り外しでき、持ち運びに便利な鉄フライパンです。ある程度深さがあるため、焼き物や炒め物だけではなく、ある程度汁気がある料理にも対応可能。食卓に載せても違和感のないフォルムなので、料理を作ってそのままサーブできるのも便利です。
また、大きさは16cmから28cmまで7タイプあり、幅広い料理・人数に対応できるのもポイント。取っ手は共通なので、サイズ違いでいくつか揃えておくのもおすすめです。
ちなみに、持ち手(パングリッパー)は別売となっています。
ブッシュクラフト たき火フライパン
- たき火フライパン
- ブッシュクラフト
たき火フライパンという商品名の通り、焚き火での調理を意識した鉄フライパンです。特徴は、持ち手部分がなく、現地で調達した枝を加工して差し込む仕様になっていること。持ち手の長さを自由に調節できるため、焚き火調理でも安全に使用できます。
また、持ち手に適した枝を探し、ナイフなどで加工して使うという過程を楽しむことができるのもユニークです。直径は22.5cmで、2〜3人のキャンプにおすすめ。深さはあまりないため、目玉焼きやステーキなど焼き物の料理に適しています。
ターク クラシックフライパン
- クラシックフライパン
- ターク
1857年創業のドイツの老舗企業、Turk社の鉄フライパンです。150年前と変わらない製法で作られていて、クラシックな見た目がポイント。持ち手が一体になっているので耐久性が高く、長く愛用できるのも魅力です。
サイズは20cmから30cmまで7タイプで、ソロキャンプから大人数のキャンプまで対応。持ち手の端がカーブしていて、使わない時は吊るしておけるのも便利です。
職人による手作りということで、個体差があるという点がレビューで賛否両論を集めていますが、手作りの温かみがあるフライパンが欲しい人におすすめです。
盛栄堂 ピアット
- ピアット
- 盛栄堂
南部鉄器を使用した、日本製の鉄フライパンです。1cmほどの厚みがあるのが特徴で、保温性が高く、熱をムラなく伝えることができます。ハンドルは取り外しでき、オーブンやストーブでも使えるため、フライパンの他に耐熱プレートや鉄板としても使用可能。焼き物、炒め物だけではなくピザなども焼くことができて、汎用性が高いのがポイントです。
直径は24.5cmと大きめなので、ファミリーなど複数人でのキャンプにおすすめ。レビュー評価も全体的に高く、「これで焼くと食材が美味しくなる」という声が目立ちました。
ペトロマックス シュミーデアイゼン
- シュミーデアイゼン
- ペトロマックス
表面に施された網目状の溝が特徴的な鉄フライパンです。この網目は、油や肉汁などが流れやすくするためのもので、食材の下に油が行き渡ることにより焦げ付きを防止します。持ち手が長めなので焚き火でも使用でき、持ち手一体型なので耐久性が高いのもポイント。
サイズは24cm・28cm・32cmの3パターンなので、大人数でのキャンプにおすすめです。重厚感のある特徴的なデザインで、ペトロマックスのエンブレムもついているため、「所有欲が満たされる」というレビューが目立つ人気商品です。
ロッジ シーズンスチールスキレット
直火のほか、IHヒーターやハロゲンヒーター、オーブンなど幅広い熱源で使える鉄製のスキレットです。持ち手が長めなので、焚き火でも安全に使うことができます。出荷時から大豆油で慣らし済みなので、購入してすぐ使えるのもポイント。また、食洗機にも対応しているので、家庭でも使いやすいです。
ご紹介しているのは12インチ(30cm)のタイプですが、他に8インチ(20cm)、10インチ(26cm)のタイプもあります。同シリーズのディープスキレットやダッチオーブンも販売されているので、合わせて購入することで雰囲気を統一できます。
ロッジ ロジック10 1/4インチスキレット
持ち手が短めで、持ち運びに便利な鉄スキレットです。サイズは10と1/4インチ(25.7cm)で、3〜4人のファミリーキャンプにおすすめです。別売のスキレットカバー(蓋)があり、合わせて購入すると蒸し焼きや煮込みなど調理方法の幅が広がります。
また、単品販売の他に防水仕様の持ち運び用ケースとのセットもあるため、持ち運びやすさを重視する人にはそちらもおすすめ。出荷前に大豆油で慣らし済みなので、購入したらすぐに使い始めることができます。
和平フレイズ 鉄スキレット
- 鉄スキレット
- 和平フレイズ
直径15cmの鉄スキレット2つと、燻製やローストに使える網がセットになった商品です。スキレットは浅型と深型の2種類で、それぞれ使えるほか、浅型を深型の蓋として使用することも可能。付属の網を使えば、このセットだけで燻製を作ることもできます。
サイドの注ぎ口も便利なポイントで、お湯などが注ぎやすい他に、重ねて蓋として使うときに蒸気の逃し口にもなります。これだけの機能が揃って、セットで2,000円台というコスパの良さもおすすめポイントです。
ニトリ スキレット鍋
- スキレット鍋
- ニトリ
ソロキャンプにぴったりの、16cmのスキレットと蓋のセットです。一人分の食事を作るのにちょうどいいサイズで、使い勝手が良いです。ちなみに、2人でのキャンプにちょうどいい20cmサイズも販売されています。
蓋とセットで2,000円台という手頃な価格も魅力的で、試しに鉄スキレットを使ってみたい初心者にもおすすめ。全国に店舗があるニトリの商品ということで、実際に見て質感や重さを確かめやすいのもポイントです。
LAUGH WRINKLES 使いこむほどに育つ鉄フライパン
- 使いこむほどに育つ鉄フライパン
- LAUGH WRINKLES
日本で鉄フライパンを作っている数少ないメーカーである「藤田金属」と、アウトドアショップ「LAUGH WRINKLES」のコラボ商品です。アウトドア初心者の初めての鉄フライパンをコンセプトとして作られていて、軽量性や焦げ付きにくさにこだわっています。出荷前にシーズニング済みなので、購入してすぐ使うことが可能です。
持ち手が木なので熱くならず、耐熱グローブなどがなくても使えるのも高ポイント。サイズは20cmから28cmまでの4パターンがあります。
キャンプにおすすめのアルミフライパン5選
次に、軽量で持ち運びやすいアウトドア用アルミフライパン5選をご紹介します。
キャプテンスタッグ ミニフライパン
- ミニフライパン
- キャプテンスタッグ
フッ素加工で、焦げ付きにくいアルミフライパンです。サイズは16cmで、ソロキャンプにぴったりの大きさ。レビューでも、気軽なソロキャンプのために購入したという人がとても多いです。
小型のガスバーナーコンロで使えるので、調理器具をコンパクトにまとめたい人におすすめ。ハンドルは折りたたみ可能で、底面に沿うように収納できる仕様なので、持ち運びやすいです。1,000円台のコスパが良い価格も魅力となっています。
エバニュー アルミフライパンラウンド
- アルミフライパンラウンド
- エバニュー
6.5cmの深さがあり、様々な料理が作れるアルミフライパンです。1,200mlの容量があるので、1〜2人分なら汁物も作ることが可能。表面・側面はフッ素樹脂加工で、焦げ付きにくく快適に使えます。
レビューでは使い勝手の良さを評価している声が多く、概ね高評価です。ただし、コーティングが弱いという意見も一部あるため、高温で使用したり傷をつけないように注意しましょう。少人数キャンプ用に、汎用性の高いフライパンを探している人におすすめです。
コールマン アルミクッカーセット
- アルミクッカーセット
- コールマン
鍋・フライパン3つ、蓋2つ、持ち手2本がセットになったアウトドア用クッカーセットです。スタッキングができ、まとめて専用の収納ケースにしまうことができるため、持ち運びやすさを重視したい人におすすめ。
鍋・フライパンの直径はそれぞれ18cm、24cm、26cmで、ファミリーでのキャンプにぴったりです。キャンプで使いやすい調理器具が一気に揃うため、まずは一通り道具を揃えたいアウトドア初心者におすすめの商品です。
ユニフレーム 山フライパン
- 山フライパン
- ユニフレーム
深型で、様々な料理に使いやすいアルミフライパンです。直径17cmで深さ6cm、容量は1,300mlあるため、焼き物・炒め物のほかに汁気のある料理も作ることが可能。取っ手は鍋肌に沿うように収納でき、持ち運びも便利です。
レビューでは、ソロキャンプ用に購入したという声が多く、汎用性が高いので最初の1つにぴったりという声も。ちなみに深さが4cmの浅型もあるため、よりコンパクトさにこだわりたい人、炒め物・焼き物専門に使いたい人にはそちらもおすすめです。
プリムス ライテックセラミックフライパン
- ライテックセラミックフライパン
- プリムス
セラミック加工により、焦げ付きにくいアルミフライパンです。サイズは底面が16cm、上部が20cmで、ソロキャンプ向き。底面が狭く、滑り止め加工もされているため、ガスバーナーの上でも安定しやすいです。
持ち手はビニールコーティングされているので熱くなりにくく、鮮やかなレッドのカラーもデザインのポイントになっています。レビューには、焦げ付かないので後片付けが楽で、使いやすいという声がありました。
キャンプにおすすめのチタンフライパン5選
次にご紹介するのは、軽量かつ頑丈なチタンフライパン5選です。
エバニュー チタンフライパン
- チタンフライパン
- エバニュー
直径17cm、深さ4cmの、ソロキャンプで使いやすいチタンフライパンです。総重量120gと大きさの割に軽く、持ち手も折りたためるため持ち運びに便利なのがポイント。持ち手はシリコンチューブでコーティングされているので、火にかけても熱くなりません。
同社の「チタンクッカー3」、「チタンクッカーセットM」とスタッキングできるので、合わせて購入するのもおすすめです。
スノーピーク チタン パーソナルクッカーセット SCS-020T
フライパン2つ、クッカー2つがセットになった1〜2人キャンプ用のクッカーセットです。フライパンはクッカーの蓋として使うこともでき、様々な料理が作れます。持ち手は折りたたむことができ、スタッキングも可能なのでコンパクトに持ち運べます。
さらに内部には、ガスバーナーを収納することが可能。軽くてコンパクトなクッカーセットが欲しい人におすすめです。
COOK'N'ESCAPEチタン フライパン
- チタン フライパン
- COOK'N'ESCAPE
薄い鉄板のような形状が特徴的なフライパンです。持ち手は折りたたむことができ、収納時の厚さは1.5cmになります。
メッシュ製の収納袋も付属していて、持ち運びに便利です。
表面はセラミック加工されていて、凹凸もついているので焦げ付きにくいのもポイント。サイドに溝がついていて、余分な油などを捨てられます。用途は焼き物メインで、持ち運びやすいフライパンを探している人におすすめです。
イーピーアイ ATSチタンクッカー
- ATSチタンクッカー
- イーピーアイ
直径13cmのフライパンと鍋がセットになった、コンパクトなアウトドア用クッカーセットです。フライパンは鍋の蓋としても使えます。
容量800mlの小さめサイズなので、ソロキャンプにおすすめ。重量は全体で290gです。本体はチタンですが、底面にアルミ加工がされているので、熱伝導率が良いのがポイント。素早く温まり、スピーディーに調理ができます。
Naturehike チタンクッキングポット フライパン
- チタンクッキングポット フライパン
- Naturehike
直径18.5cm、深さ4.5cmの、やや深型のチタンフライパンです。汁が出る料理にもある程度対応できるので、フライパン一つで調理を完結させたいソロキャンパーにおすすめ。重量160gでメッシュの収納袋も付属しているので、持ち運びも便利です。
レビューによれば他社のクッカーやケトルとスタッキングできるとのことで、合わせて購入するのもおすすめです。
Naturehike チタンクッキングポット フライパン | |
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サイズ | 18.5 x 18.5 x 4.5 cm |
Amazon販売価格(2022年3月30日時点) | 2,600円 |
キャンプにおすすめのステンレスフライパン5選
最後に、さびにくくて使いやすいステンレスフライパン5選をご紹介します。
CAPTAIN STAG 三層鋼フライパン
- 三層鋼フライパン
- CAPTAIN STAG
直径20cmのフライパンと、18cm、16cmの鍋がセットになったステンレスクッカーセットです。鍋はそれぞれ蓋付きで、3種類の料理が一度に作れるので、複数人でのキャンプにもおすすめです。
ちなみにご紹介しているのはMサイズセットですが、ひとまわり大きくてケトルもついたLサイズセットも販売されています。持ち手は取り外してスタッキング可能で、専用の収納袋も付属しているため、コンパクトに持ち運べます。
エムエスアール ALPINEフライパン
- ALPINEフライパン
- エムエスアール
直径19cm、深さ4.5cmの1〜2人キャンプにちょうどいいサイズのステンレスフライパンです。ステンレス素材の上にアルミ加工がされているので、熱伝導率が良いのがポイント。
レビューでは見た目のスタイリッシュさが人気で、「デザインで選んだ」という声も目立ちました。同シリーズの鍋セットも販売されているので、合わせて購入すると雰囲気を統一できます。
ツヴィリング ピコフライパン
- ピコフライパン
- ツヴィリング
フッ素コーティングで、焦げ付きにくいステンレスフライパンです。シーズニングの必要がないので、購入してすぐに使うことができます。同型でコーティングなしのフライパンもあるため、シーズニングして使いたい人にはそちらもおすすめです。
サイズは16cmで、ソロキャンプにちょうどいいサイズ。ガラス蓋付き・なしのパターンが選べて、様々なニーズに対応しているのもポイントです。
イワタニプリムス CF フライパン
- CF フライパン
- イワタニプリムス
直径20cm、深さ5cmの大きめ・深めのステンレスフライパンです。レビューでは「シチューなどの汁物も作れて、パスタを振っても溢れない」とサイズ感が好評でした。
見た目の良さも人気の理由で、「デザインに惹かれて購入した」という声も目立ちます。底部の裏面にはアルミプレートが装着されているので、熱伝導率がよく効率的に料理できるのもポイントです。
チヌーク キャニオン ハードアノダイズド フライパン
焦げ付きを防ぐノンステック加工で、快適に使えるステンレスフライパンです。底面はコーティングなしで渦巻状の溝加工があり、熱伝導率を高めています。
持ち手は折りたたみでき、プラスチックコーティングがされているので熱くならないのも高ポイントです。ご紹介しているのは8.5インチ(21.5cm)のサイズですが、ひとまわり小さい7.75インチ(19.5cm)のタイプも販売されています。
キャンプ用フライパンの手入れと保存法
最後に、キャンプ用フライパンを長く使うためのお手入れ方法と、保存や持ち運びの方法を解説します。
シーズニングとは?使用前の手入れ
表面加工なしの鉄・ステンレス・アルミなどのフライパンは、使用前にシーズニングという手入れが必要になります。
シーズニングとは、鍋肌に油を馴染ませ、焦げ付きを防ぐ作業のことです。フライパンのシーズニングは、以下のような手順で行います。
1. 空焼き:フライパンに何も入れずに火にかけ、出荷時のコーティングを焼き切る
2. 水洗い:火から下ろして洗い、残ったコーティングを落とす
3. 油ならし:フライパンにたっぷりの食用油を入れ、回して馴染ませながら火にかける
4. 拭き取り:フライパンから油を出し、キッチンペーパーなどで拭き取る
5. 水洗い:粗熱が取れてから、水かお湯で軽く洗う(洗剤は使わない)
シーズニングに使用する油は、サラダ油やオリーブ油など何でも問題ありません。中にはラードやベーコンを焼いた油など動物性の油を使ったり、アマニ油などこだわりの油を決めている人もいます。
油ならしは、最初に使う前だけではなく、調理の前に毎回行いましょう。繰り返し油ならしを行うことにより、焦げ付きにくく使いやすいフライパンに育っていきます。
保存と携行時の注意
使い終わった鉄フライパンは、なるべくすぐに洗います。ただし洗剤は使わず、水洗いのみです。
洗剤を使うと、せっかく馴染んだ油が落ちてシーズニングが無駄になってしまうので気をつけましょう。水では取れない汚れは、熱湯を使ったり、何もつけていないタワシで擦って落とします。その後、水気を拭き取ってから空焚きして、水分を飛ばします。
完全に乾いたら、専用の収納袋や新聞紙で包んで保存しましょう。保存場所は、湿気が少なく通気性の良い場所を選びます。鉄フライパンはとにかくさびやすいので、水や湿気に気をつけて保管するのが大切です。
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