ボルボ V40新型車解説/松下宏(2/2)
- 筆者: 松下 宏
ボルボ初・世界初の安全装備がふんだんに盛り込まれている
安全装備の充実度はさすがにボルボだ。それも今回の新型V40では、ボルボ初や世界初の安全装備などがふんだんに盛り込まれており、エントリーモデルであっても安全に関しては手を抜かないボルボの姿勢が見て取れる。
前方の車両を赤外線センサーで確認し、追突の危険性を感知すると自動的にブレーキをかけて衝突を回避・軽減させるシティ・セーフティは、今回の新型V40から作動速度域が30km/hから50km/hへと高められ、安全性が向上した。
ボルボが世界に先駆けて採用した歩行者エアバッグは、歩行者との衝突時にボンネットフードを持ち上げるとともに、フロントウインドウの下の部分にエアバッグを展開し、歩行者の頭部に与える衝撃を軽減するもので、オプション設定されている。
このほか、ミリ波レーダーとカメラによって人間や車両を認識して衝突を回避・軽減するヒューマン・セーフティは、全車速追従型のアダプティブ・クルーズ・コントロールや車間距離警報など、全部で10種の先進安全装備と合わせてセットオプションとされている。
この中には、走行車線から外れそうになるとステアリングを振動させて知らせるレーン・キーピング・エイドや後退時に斜め後方の車両を知らせるクラス・トラフィック・アラートなど、ボルボ初の装備が含まれている。
ベースグレードは、何と269万円
新型V40にはベースグレードのT4と上級グレードのT4 SEが用意されていて、T4の価格は269万円という割安感のある水準に設定されている。これに20万円のセーフティパッケージと6万円の歩行者エアバッグ、3万円のキーレスドライブをオプション装着しても、300万円以下で収まる。
上級グレードのT4 SEには運転席8ウェイパワーシート、デュアル・キセノン・ヘッドライト、アクティブ・ベンディング・ヘッドライトなどが装備されるほか、ナビゲーションパッケージやレザーパッケージなどが選択できるようになり、309万円の価格が設定されている。基本メカニズムは共通なので、価格差は装備の差によるものだ。
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