フォルクスワーゲン 新型トゥアレグ 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正
「トゥアレグ」が4年振りのマイチェン!
VW(フォルクスワーゲン)といえば、輸入車で販売ナンバーワンを誇る「ゴルフ」のイメージが強い。フォルクス(国民)ワーゲン(自動車)だから、ブランドイメージも実用指向になる。
しかし、近年のVWは趣味性の強いクルマも手掛けるようになった。個人的に「VWのクルマ造りも変わってきたね」と最初に感じたのが、2003年に登場したLサイズSUVの初代「トゥアレグ」。北米におけるSUVの旺盛な需要に応えたクルマで、ポルシェと共同で開発を行っている。なので「ポルシェ カイエン」、傘下の「アウディ Q7」とは、プラットフォームを共通化する間柄だ。
その後、トゥアレグはフルモデルチェンジが施され、日本では2011年に2代目の販売を開始。ハイブリッドも追加して今に至っている。
そして、そんなトゥアレグが約4年ぶりとなる大規模なマイナーチェンジを実施することになり早くも試乗が叶ったので、早速レポートしたい。
このほかフロントフォグランプ、18インチアルミホイールのデザインも改められている。今回の変更は、SUVのデザイントレンドに沿ったものだろう。
従来のトゥアレグのフロントマスクは、ゴルフなどほかのVW車と共通性を持たせたが、SUVとしてはシンプルだった。
マイナーチェンジでは、SUVに求められる押し出し感を強めている。VWのファンとしては、ブランドの個性が薄れて通俗的なSUVに近づいた気もするが、控え目な外観が好きなユーザーは、Lサイズのトゥアレグは選ばないだろう。その意味では理屈に合った変更だ。
ボディカラーにも手が加えられ、ブルーメタリックやゴールドメタリックなど、8色の内の5色を新色に刷新した。
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