フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/3)

フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ 試乗レポート/渡辺陽一郎
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オジサンには似合う?似合わない??

フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ 試乗レポート2

3月25日、フォルクスワーゲン「ザ・ビートル」に待望のオープンモデル「ザ・ビートル カブリオレ」がデビューした。今回緊急試乗してくれたのは、愛嬌あるザ・ビートルにも負けない可愛らしさ・・・では決してない渡辺陽一郎さん(失礼)。オジサン世代にとってのザ・ビートル カブリオレ、いったいどんなクルマなのか。

「幌を降ろして走っている写真を撮りますけど、運転しているのが渡辺さんではねぇ、全然似合わないですよねぇ」などと編集のT氏に当たり前のことを言われつつ、試乗を開始した。

確かにこの外観には、50歳を過ぎた昭和臭いオッサンより、若い女の子が似合うでしょう。フォルクスワーゲンの新しい「ザ・ビートル カブリオレ」。1999年に発売されたニュービートルが、2012年に2代目のザ・ビートルにフルモデルチェンジされ、2013年3月25日にオープンモデルのカブリオレが加わった。先代型のニュービートルにもカブリオレの設定があったから、復活と表現しても良い。

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ボディサイズはちょっと大きめ

フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ 試乗レポート5

試乗を開始すると、改めてボディが大きいことに気付く。全長は4270mmだから比較的短いが、全幅は1815mmとワイド。ベースのザ・ビートルと同じサイズで、外観にはかなりのボリューム感が漂う。先代型のニュー・ビートル カブリオレと比較すれば、140mm長く、80mm幅広い。全高は15mmほど下がった。

エンジンやプラットフォームは、現行型の「フォルクスワーゲン ゴルフ6」と共通。直列4気筒シングルカムの1.2リッターエンジンにターボを装着したTSIを搭載し、最高出力は105馬力(5000回転)、最大トルクは17.8kg-m(1500~4100回転)になる。ノーマルエンジンでいえば、1.8リッタークラスの性能だ。JC08モード燃費は17.6km/L。良好な値だが、ポロなどと同じくアイドリングストップ機能も用意して欲しい。

車両重量は1380kg。ノーマルボディのザ・ビートルに比べて100kg重く、同じエンジンを積むコンパクトなポロと比較すれば、280kgの重量増加になる。そのために幅広い回転域にわたって加速感は鈍めだが、スポーティーな走りを求めない限り不満はない。トランスミッションは7速MTをベースにAT化したツインクラッチのDSGで、加速力が欲しい時には高回転域を有効活用できる。穏やかに走るのが似合うザ・ビートル カブリオレには、不足のない動力性能だ。

[次ページへ続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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