マリオが突撃!「みんなのオーナーズクラブ」VOL4 フォルクスワーゲン ポロ編(3/3)

マリオが突撃!「みんなのオーナーズクラブ」VOL4 フォルクスワーゲン ポロ編
しらいし6Rさん[2010年式・1.4コンフォートライン] しらいし6Rさん[2010年式・1.4コンフォートライン] リアカメラが仕込まれたテールゲートノブ しらいし6Rさん[2010年式・1.4コンフォートライン] インテリア しらいし6Rさん[2010年式・1.4コンフォートライン] リアビュー GAN-TANKさん[2010年式・1.4コンフォートライン] エクステリア GAN-TANKさん[2010年式・1.4コンフォートライン] セクシーなお尻も魅力的 GAN-TANKさん[2010年式・1.4コンフォートライン] シンプルでプレーンな道具っぽいところが好ましい biiさん[2011年式・1.4コンフォートライン] biiさん[2011年式・1.4コンフォートライン] インパネ周り biiさん[2011年式・1.4コンフォートライン] インテリア Minamikazeさん[2011年式・GTI] ラテンっぽさも感じさせるワルター・デ・シルヴァが手がけたデザインに惚れた! 画像ギャラリーはこちら

ヘッドライトユニットのLEDランプがステキ

もっぱさん[2011年式・1.2ハイライン]もっぱさん[2011年式・1.2ハイライン] LEDスモールランプがオシャレ!

もっぱさん

年式・グレード:2011年式・1.2ハイライン/走行距離:8500キロ/平均燃費:12.5~17km/L

旧型フォレスターの2.0リッターターボに乗っておられましたが、通勤のガソリン代を抑えるべく、減税が実施されたタイミングでエコカーのポロに乗り換え

VW車は以前から気になっていたので、最初は定番のゴルフを検討するも、現行型のゴルフはボディ全幅が大きく、狭い道ではやや扱いにくさを感じたため、より小柄なポロを選ばれました。燃費はエアコンONでの市街地でも12.5~13km/L、高速巡航では17km/L程度まで伸び、以前のフォレスターから倍以上良くなってまずは大正解。2リッターのターボから乗り換えた直後は低速トルクの細さが気になったようですが、DSGの変速タイミングが適切なので、やがて気にならなくなったようです。

意外だったのは、コンパクトなボディサイズのわりには後方視界があまり良くないことだそうで、運転席から振り返ると左のCピラーが視界の邪魔になるようです。

あとはリアタイヤとホイールハウスのクリアランスの大きさが気になるポイント。これは他のポロオーナーさんからも聞かれたマイナスポイントでした。

外観のお気に入りは、ヘッドライトユニットに内蔵されたLEDのスモールランプ。これがあると、いかにも最新の欧州車って感じがしてイイですよね。マリオにとっても憧れです。

紅一点、探し求めたのは「男っぽいデザインのクルマ」

bibiさん[2012年式・グレード不明]
bibiさん[2012年式・グレード不明] ホイールも「ワイルドだろぉ~!?」bibiさん[2012年式・グレード不明] さりげなく硬派なドレスアップを実践!

bibiさん

年式・グレード:2012年式・グレード不明/走行距離:数千キロ/平均燃費:不明

この日集まった中では紅一点のbibiさん。

「男っぽいデザインのクルマを探していたら、ポロにたどり着いた」ということで、愛車選びの最大のポイントはエクステリアデザインの「男っぽさ」にあり! シルビア、ディアマンテ、Z33フェアレディZなどの愛車遍歴を伺うと納得です。歴代のポロは普通に女子ウケしてしまうような、どちらかというと可愛らしい系のコンパクトカーでしたが、現行型のポロはbibiさんの好みに合う硬派なデザインであるとマリオも実感しております。

クルマの姿形を眺めるだけではなく「走る」こともアクティブに楽しまれるので、走行感覚も硬派な味付けのポロは合格だったとのこと。

それでも、もう1台の愛車であるホンダのS2000(!)と比べると「操縦性が穏やかなのでリラックスして運転できます」ということでありました。なんとも硬派なカーライフでありますね。 グリルの下側にブラック塗装を施したり、ややイカツイ系のホイールに交換したりと、パッと見はとても女性オーナーのクルマには見えませんが、まさに狙い通りのようです。

唯一にして最大の欠点は「テールレンズのデザインが可愛いこと」だそうで、ここだけは許せないのだとか(笑)!

先代ポロからの乗り換え、静粛性と燃費が大幅に向上した!

えんまんさん[2010年式・1.4コンフォートライン]

えんまんさん

年式・グレード:2010年式・1.4コンフォートライン/走行距離:約1万キロ/平均燃費:15~18km/L

以前の愛車は先代ポロだったので、現行型がデビューした当初は「見たら確実に欲しくなってしまうので、無理して見ないようにしていた」ようですが、やっぱり我慢できず、いつの間にか買い替えていたとのこと(笑)!

先代モデルと比べると、あらゆる部分が良くなっていますが、とりわけ改善幅の大きさを実感したのは静粛性。遮音は圧倒的といっても過言ではないレベルで向上していると感じるそうです。また、パワートレーンは以前の愛車と基本的には同じはずなのに、実燃費は1.5倍近く改善されているところも驚きのようですね。クルマ全体の低フリクション化がはかられた効果でしょう。

「前のポロのほうが良かったと思える部分は皆無」と言い切られたほど、現行型の満足度は高いご様子でした。普通はひとつぐらいあるものですが、どう考えても思い当たらないとのこと。エアコンのスイッチが勝手にOFFになってしまう症状が出たようですが、クレームで交換。エアコンのコンプレッサーの作動音がやや大きくなったと感じることもあるようですが、クルマ全体の静粛性が高まったせいであると分析されました。

たしかに、今のポロの静粛性は高級サルーン並みだとマリオも思います。

ミニバンから華麗なダウンサイジングを決断

きばっちさん[2010年式・1.2ハイライン]きばっちさん[2010年式・1.2ハイライン] L字型の意匠がさりげなくオシャレ

きばっちさん

年式・グレード:2010年式・1.2ハイライン/走行距離:1700キロ/平均燃費:14.5~18km/L

トヨタ イプサム 240iからダウンサイジングを図りコンパクトカーへと乗り換えるにあたり、車種はポロ以外は考えられなかったようですが、GTIにするかどうかでは相当悩まれ、どちらもジックリと試乗しながら比較検討。

最終的には、走行性能は1.2ハイラインでも十分であると判断されました。マリオ個人としても、ポロを選ぶにあたっての最大の悩みはグレード選びにあると思います。1.2ハイラインでも必要にして十分以上の走行性能を発揮するとはいえ、GTIの痛快さもまた魅力ですからね。

結果として「ノーマルのままでもやはり走行性能に不満はないので、ダウンサイジングというコンセプトを重視して選んで正解でした」と語られました。

このクラスとしては驚異的といえるほどの静粛性の高さも大満足のご様子。走りに不満はなくとも、リアタイヤとホイールハウスのクリアランスの大きさが気になるので、車高ダウンを検討するかも知れないとのことでした。細かい所では、テールレンズの中に浮かぶ「L」型の意匠が気に入っているそうです。夜になると際立つようですね。

全ての面で「想像していた以上のクルマ」

しのさんとちーさん[2011年式・1.2ハイライン]しのさんとちーさん[2011年式・1.2ハイライン] 足元をキリリと引き締めるブラックホイールがクール!

しのさんとちーさん

年式・グレード:2011年式・1.2ハイライン/走行距離:約1.7万キロ/平均燃費:12~23km/L

スターレットでサーキット走行を楽しんでいる時から、行きつけの板金屋さんに「ドイツ車のボディの作りは素晴らしい」という話をよく聞かされ、「いつかはドイツ車に乗ってみたい!」と憧れていたしのさんとちーさん。

その念願を叶えてポロを購入されましたが、すべてが想像していた以上のクルマだったと実感されております。マリオにとっても「いつかはドイツ車」は夢のひとつなので、まったく羨ましい限りでありますね!

初めてのドイツ車ポロは、やはりボディの剛性感の高さが別格で、街乗りから高速巡航まで、走るシーンを問わず堅牢な金属の塊に包まれている感覚が心地良いとのこと。ノーマルのままでも走りに不満はまったくないようですが、今回集まったオーナーさんの多くが挙げた1.2ハイラインの残念ポイントである「リアタイヤとホイールハウスのクリアランスの大きさ」だけは気になるようで、ホイールを換えてみても見た目の印象は変わらなかったようでした。フル乗車状態になるとちょうど良くなるのかも知れませんね。

若い世代のクルマ好き育成にも大きく貢献する「VWポロ」

ユースケさん[2011年式・1.2ハイライン]ユースケさん[2011年式・1.2ハイライン] 24歳のワカモノもポロを全面的に支持する!

ユースケさん

年式・グレード:2011年式・1.2ハイライン/走行距離:約2万キロ/平均燃費:15~20km/L

24歳のユースケさんは、この日集まっていただいたオーナーさんの最年少。

クルマの所有者であるお父さんは、BMWのM3などを乗り継いだクルマ好きで、今回は様々なコンパクトカーを比較検討されましたが、最終的に国産車のコンパクトカーよりも走りの良さが際立ったポロをセレクト。ユースケさん個人としても「ポロはクルマとしてほぼ完璧!」と高く評価されており、いまだにクルマとの蜜月期間を楽しんでおられるという雰囲気でした。

エコランに徹すると20km/Lに達する燃費も文句なし!

お父さんの影響でクルマへの関心は昔から高かったようですが、実際にポロのステアリングを握るようになって、クルマへの愛情はさらに深くなったようです!ポロは次世代のクルマ好きの育成にも貢献している!

[まとめ]「VW ポロ」オーナー スナップショット

「VW ポロ」オーナー スナップショット6「VW ポロ」オーナー スナップショット8

今回集まっていただいた16名のオーナーの皆様すべてが「デザインに惹かれた」のが購入動機になっていたのに驚きました。チーフデザイナーのワルター・デ・シルヴァ氏もしてやったりという感じでしょう。

正直なところ、これまでのVW車は見た目よりも中身で勝負するクルマ(ニュービートルを除いて)でありましたが、現行型ポロはそのイメージを完全に覆したようであります。その上、乗れば期待以上の総合性能ということで、クルマとして死角ナシという印象を受けました。些細なマイナートラブルはけっこう出るようですが、いずれも保証で直るものばかりで大きな問題にはいたらず。

皆様のお話を聞けば聞くほど、みるみるポロが欲しくなってくる! そんな取材でありました!

ポロオーナーの皆様に改めて・・・「敬礼!」

「VW ポロ」オーナー スナップショット2「VW ポロ」オーナー スナップショット1K20さん[2010年式・1.4コンフォートライン] プジョーやMINIと比較し、結果ポロを選択。走りの確かさに驚いた!「VW ポロ」オーナー スナップショット3「VW ポロ」オーナー スナップショット7
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マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

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