フォルクスワーゲン 新型ポロGTI 海外試乗レポート／竹岡圭(2/3)
- 筆者： 竹岡 圭
- カメラマン：フォルクスワーゲングループジャパン
印象はまさに「ミニ ゴルフ GTI」
ワクワクハートを抱えて、空港で出会ったポロ GTI。
オリジナルのポロと同様、ボディサイズは一回り程大きくなっている。そして、GTIらしく水平基調のグリルを縁取る2本のレッドラインが効いたフロントマスクに、チェック柄のシート。
クロームで縁取られたアクセントパーツと、フラットボトムのスポーツステアリングやシフトノブに施されたレッドステッチ・・・etc、まさに（良い意味で）「ミニ ゴルフ GTI」という印象を抱いてしまった。
さて、走り出すにあたり、ワクワク心を少し抑え込むように乗りこんだ。
少々スポーティなシートは、日本人女性の私にとっては若干シート前部が長めだ。邪魔な気がしないではないが、比較的きちんとしたドライビングポジションが取れるという点ではありがたい。
アクセルをジワリと踏みこむと、踏んだ分だけ応えてくれそうな感触。アクセルペダルを、思い切ってグッと踏み込むと、想像通りスタートダッシュはかなり素早かった。
ちなみに、0-100km／hは「6.9秒」、最高速度は「229km／h」だそう。思わず「速っ！」と、声が漏れてしまう。
残念ながらこの日のニュルブルクリンクへと向かうアウトバーンは、レース観戦に向かうクルマ＆事故渋滞で、そこまでの性能を試す訳にはいかなかったのだが、手応えはあった。
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OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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