【試乗】トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド・ノア ハイブリッド 試乗レポート/今井優杏(3/4)

  • 筆者: 今井 優杏
  • カメラマン:望月浩彦・茂呂幸正
【試乗】トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド・ノア ハイブリッド 試乗レポート/今井優杏
トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド「V」[2WD/ボディカラー:ブラキッシュアゲハガラスフレーク(特別色)] トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド「V」[2WD/ボディカラー:ブラキッシュアゲハガラスフレーク(特別色)] トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド「V」[2WD/ボディカラー:ブラキッシュアゲハガラスフレーク(特別色)] トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド「V」[2WD/ボディカラー:ブラキッシュアゲハガラスフレーク(特別色)] トヨタ 新型 ノア ハイブリッド「G」[2WD/ボディカラー:オーシャンミントメタリック] トヨタ 新型 ノア ハイブリッド「G」[2WD/ボディカラー:オーシャンミントメタリック] トヨタ 新型 ノア ハイブリッド「G」[2WD/ボディカラー:オーシャンミントメタリック] トヨタ 新型 ノア ハイブリッド「G」[2WD]/トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド「V」[2WD/ボディカラー:ブラキッシュアゲハガラスフレーク(特別色)](右) トヨタ 新型 ヴォクシー/ノア トヨタ 新型 ノア ハイブリッド「G」[2WD]/トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド「V」[2WD/ボディカラー:ブラキッシュアゲハガラスフレーク(特別色)](右) トヨタ 新型 ノア「G」[ガソリン車・2WD/ボディカラー:ダークシェリーマイカメタリック] 画像ギャラリーはこちら

この大柄ボディとプリウス用ハイブリッドシステムの組み合わせ、相性はどう?

トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド・ノア ハイブリッド 試乗レポート/今井優杏 3

と、このようにミニバンとしての使い勝手という“基礎体力”なら、上級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」にも引けを取らないほどに鍛え上げられた今度の新型「ヴォクシー/ノア」。

しかしやっぱり今回皆さんが気になっているのが、『このデカさのボディにプリウスと同じハイブリッドを積んで、それは果たしてしっかり走るのか、非力じゃないのか』という点だと思う。

トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド「V」[2WD]

結論から言ったら「ぜんっぜん問題ありません!!」

むしろハイブリッドの方がガソリンエンジン車よりも高い質感を感じたくらいだ。

新型ヴォクシー/ノア ハイブリッドには、1.8リッターガソリンエンジン+ハイブリッドシステム「THS II」という、同社プリウスと全く同じドライブトレインが搭載されている。車体の軽いプリウスと比較すれば、モーター走行からエンジン走行に切り替わるタイミングはやや速いようにも感じるが、それも大した違和感ではなく、大きな車体でもスムーズに電気モーターのトルクが車体を押し出してくれるから、時速ゼロkmからの加速でもたつきを感じることもない。

トヨタ 新型 ノア ハイブリッド「G」[2WD/内装色:アイボリー]トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド「V」[2WD]トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド「V」[2WD]トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド「V」[2WD]トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド「V」[2WD]

ボディの補強が効いている!

トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド・ノア ハイブリッド 試乗レポート/今井優杏 5

試乗は都内の一般道を中心に行われたのだが、比較的交通量の少ないエリアでも速度に乗るのに物足りなさは感じず、キビキビと快適に運転出来たのは意外なほどだった。

実はプリウスやプリウスαからして、このヴォクシー/ノアは300kgも重い。同じハイブリッドシステムを適合させるには、相当なご苦労があったそうな。

それから、これはガソリンエンジンモデルにも言えるのだが、一昔前にささやかれたミニバンのネガ、つまり『ふらつき』『不安定さ』を解消するため、ヴォクシー/ノアではかなりのボディ補強がなされているのだが、コレがかなり効果的だ。

トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド・ノア ハイブリッド 試乗レポート/今井優杏 6

特に印象が良かったのが、レーンチェンジやコーナリングなどで生じるボディのねじれの軽減だ。

ミニバンではクルマの後ろ半分がトレーラーのようにまるで反対の動きをしているみたいにねじれて、次のコーナーに入っていくのにワンテンポの間が空いてしまうような奇妙なもたつきを感じた人もいるかと察するが、そのへんがキレイに改善されている。

よって、ハンドルを切ったそのままに、ボディ全体がしっかりコーナリングやレーンチェンジに付いてきてくれる感覚があり、かなり運転しやすい。

ハイブリッド車特有のカックンブレーキが大幅に改良

トヨタ 新型 ヴォクシー ハイブリッド「V」[2WD/ボディカラー:ブラキッシュアゲハガラスフレーク(特別色)]

 ハイブリッドモデルに搭載されているステアリングアシストもアシスト量が的確で、至極軽い手応えながら、スカスカした遊びは皆無で扱いやすい。

最も素晴らしかったのは、もうこのTHS II搭載モデルでは不可能なんじゃないかと思っていたブレーキのタッチ、踏んだらカクっとなるアレ(以前ハリアーハイブリッドの回でも触れています。良かったらご覧になって!)が見事に改善されたことだ。

しっかりと思ったところに止まるのにカックンとならない。子供やお年寄りを乗せるのに、これほど大事なことはないと思う。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

トヨタ ヴォクシーの最新自動車ニュース/記事

トヨタのカタログ情報 トヨタ ヴォクシーのカタログ情報 トヨタの中古車検索 トヨタ ヴォクシーの中古車検索 トヨタの記事一覧 トヨタ ヴォクシーの記事一覧 トヨタのニュース一覧 トヨタ ヴォクシーのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる