石井一也選手/今井優杏の「あなたの愛車教えて下さい!」(1/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:今井優杏
石井選手の愛車は年相応の?「ヴィッツ RS」!
今回のゲストは石井一也選手!
小学校3年生からレーシングカートを始め、キャリアを重ねて来られた石井選手。今年2011年はFCJに参戦されました。なんとこの取材の3日前に、2012年度、世界カート選手権に参戦することが決定した!ということで、非常にリラックスしたムードで取材に臨んでいただきました。
そんな石井選手の愛車は「トヨタ ヴィッツRS」でした!
―ヴィッツを選んだきっかけを教えて下さい。
買った当時はFTRS(フォーミュラ・トヨタ・レーシングスクール。若手発掘・育成を目的に設立された)のドライバーだったので、トヨタのクルマがよかったんです。その中でも歳相応で、マニュアルでそこそこ走れて…ということを考えたら、ヴィッツに行き着きました。
その中でもマニュアル設定のあるヴィッツRSが欲しかったんです。
これはRSの中でもTRDスポーツMというパッケージが付いているもので、これなら最初からある程度チューニングされているので、後からそんなに手を入れなくてもいいな、と思って選びました。
―ちなみに購入されてからご自分でチューニングされたのはどこですか?
エアクリーナーとマフラー、それからホイールです。
―今21歳ですよね?歳相応とは控え目な発言ですが(笑)、もうすこし背伸びをした選び方をしようとは思わなかったんですか?
いや、ずっとレースをサポートしてくれている父にも『レースの現場に行くのに年相応のクルマのほうがいいんじゃないか』というアドバイスを受けまして。僕らと同じ世代でレースをしている奴らもみんな中古のアルテッツアだとか、そういうクルマに乗ってますしね。
―21歳でレクサスに乗ってサーキットに行くわけにはいかない、と(笑)。
もっと言えばマニュアル車が欲しかったので、レクサスはその時点で買えないんですけど(笑)。
でも皆が乗ってるアルテッツアはすでに走行距離が伸びすぎていたりして、程度のいいものが少ないんです。買ったはいいけど、すぐに壊れたりして長く乗れないのは嫌だったので、新しいクルマで安心して乗れる方を選びました。
―今年、石井選手は全日本カート選手権とFCJに参戦されていましたが、2ペダル化しているレース界において、マニュアルトランスミッションのクルマを選ぶ必要性はないんじゃないかとも思うんですが。
いや、ヒールアンドトゥも含めて、ギアの繋がりやエンジン回転の伸ばし方というのは、日頃マニュアル車に乗っていたほうがすごく掴めるんです。モータースポーツは練習が出来ないスポーツなので、ギアの構造を理解したりするのには毎日マニュアルに乗るというのが勉強になるんですよ。
たしかにフォーミュラはパドルシフトなんですが、FCJやF3はシーケンシャルのクラッチを採用していますから。
―では街中でもトレーニングが出来る、ということですか。
はい、自分で言うのもなんですが、運転は上手になったと思います(笑)。最初にフォーミュラトヨタのスクールでマニュアルに乗せてもらったんですけど、当時は3ペダルのヒールアンドトゥが全然出来なかったんです。それがヴィッツのカップカーやワンメイクレース用に作られたアルテッツアに乗ってもすぐに乗りこなせるようになりましたし。
―ではこのヴィッツを買って大正解だったんですね!
クルマ自体も軽いですし、ハンドリングも楽しいです。高速ではさすがに1,5リッターでパワー不足を感じますが、街中ではまったく不便を感じません。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。