トヨタ ヴィッツ 新型車徹底解説(1/6)
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コンセプトはそのままにすべてを一新した日本を代表するコンパクト
平成11年、それまでのスターレットに代わり新たなコンパクトカーとして世に送り出されたのが初代ヴィッツ。欧州にはヤリスのネーミングで販売され、多くの支持を受けたモデルだ。ヴィッツはトヨタコンパクトのもっともベーシックなモデルで、プラッツやファンカーゴなど、プラットフォームを共有する多くのモデルを生んでいる。
今回6年ぶりとなるフルモデルチェンジを迎え2代目に移行したヴィッツだが、そのコンセプトは初代と何ら変化していない。ベーシックなコンパクトモデルに求められるものは何か?をひたすら追求し、それを実現するためにまっすぐな開発が行われた。
しかし、コンセプトはすべて受け継いでいるものの、あらゆるものが新しくなっている。プラットフォーム、サスペンション、ブレーキなどを一新。エンジンはすでに採用済みのものを搭載するが、セッティングなどはもちろん新しい方向に変えられている。
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