トヨタ ヴェルファイア グレード比較(4/6)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:トヨタ自動車株式会社
トヨタ ヴェルファイア グレード比較 2.4Z(プラチナセレクション)
2.4Lエンジンを搭載したモデルも、Vがラグジュアリー、Zがスポーティ、Xがベーシックなグレードとなる。
2.4Lエンジンは、125kW/224N・mで3.5Lエンジンとの動力性能の差は大きいが、実用上は2.4Lエンジンでも普通に良く走る。
トランスミッションもスーパーCVT-iと6速のスーパーECTという違いがあるが、この違いはほとんど意識することなく乗れる。
3.5Lエンジンの搭載車に比べると40万円くらい安く買えるので、リーズナブルなのは2.4Lエンジンの搭載車だ。2.4Zはエアロパーツを装着し、18インチタイヤを履くなど、スポーティな外観を持つのが特徴。
基本的には3.5Zとほぼ同じ装備を持つが、フロントウインドーのIRカット機能、ディスチャージヘッドライトのインテリジェントAFS機能、クルーズコントロール、エアコンのプラズマクラスター機能が省略されるなど、微妙な違いがある。
エンジンとトランスミッションの違いだけでなく、これらを含めて約40万円の価格差になるわけだ。
2.4Zプラチナセレクションは、2.4Vに装着されている快適装備を取り込んだ特別仕様車だ。
ベース車に対して、デュアルパワースライドドア、パワーバックドア&イージークローザー、高機能ドアミラー、雨滴感知ワイパー、アルカンターラシートなどの人気装備が追加されるにもかかわらずベース車に対してわずか8万円高の設定だから、これはけっこう買い得な印象。
2.4Lエンジンの搭載車にはGエディションの設定がないため、スポーティな外観とラグジュアリーな快適装備を併せ持つ2.4Zプラチナセレクションは、ヴェルファイアで一番の売れ筋グレードになりそうだ。
トヨタ ヴェルファイア グレード比較 2.4V
2.4Vは、ラグジュアリー志向の装備を充実させたグレード。
エアロパーツが装着されず、タイヤサイズも17インチになるが、タイヤサイズが小さくなる分だけ最小回転半径がやや小さくなって取り回しが楽になるのは3.5Vと同じだ。
注目される快適装備は高機能ドアミラー(サイドターンランプ付き電動格納式+オート格納&リバース連動)、雨滴感知ワイパー、スライド式センターコンソール、イルミネーテッドエントリーシステム、運転席8ウェイパワーシートなどが2.4Zに対して上回っている部分。
3.5Vとは微妙に装備や仕様が異なる部分があって、3.5Vにはあるが、2.4VにはないのはディスチャージヘッドライトのインテリジェントAFS機能、排気ガス式検知自動内外気切り換えシステムなど。
エンジンやトランスミッションに加えてこれらの装備の差によって38万円の価格差になっている。
2.4Vはラグジュアリーグレードなので、フロントウインドーのIRカット機能やエアコンのプラズマクラスター機能、クルーズコントロールなどの快適装備は標準で装備されている。
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