シエンタはマニアにもオシャレ車と認めさせた!ラテン車の海で奮闘セリ!シエンタ世界征服作戦 その弐(1/2)
- 筆者: 清水 草一
シエンタを見た瞬間「これはカクタスのマネ?」
先日、シエンタがインドネシア工場で生産されることが決定したとの報があった。これまで日本国内で戦うのみであったシエンタが、いよいよ海外に討って出る!まるで当連載に呼応したかのようではないか!
一方我が黄色いシエンタは、半年待ちの末、2月末にようやく納車されたわけだが、その世界征服作戦は、実は納車前から始まっていた。
私が初めてシエンタを見た瞬間に思い浮かべたのは、シトロエンDS系とシトロエンC4カクタスであった。一瞥して「これはカクタスのマネではないか」と直感したのである。
C4カクタスは来年から日本に導入される予定で、まだ輸入は始まっていない。しかし旧知のラテン車ショップ『CARBOX横浜』が、いち早く並行輸入していると聞き、昨年のうちに本物とマネっこを直接対峙させてみた。
C4カクタスは確かに猛烈にオシャレさんだった。あの造形、そしてサイドのエアークッションのような樹脂。さすがシトロエン!日本人には到底マネできません!そんな感じもした。
シエンタは小市民で、シトロエンはオシャレさん
が、車内に乗り込むと、思ったほどは心が躍らない。パッケージングが割合フツーだからだ。このサイズのフランス車としては広くて使い勝手に優れているが、シエンタの3列目床下収納や、サイズをはるかに超えた居住性を見てしまうと、レジャービークルとしては平凡なのである。
価格はシエンタの方がかなり安い。自動ブレーキもついている。走りの楽しさではかなわないが、シエンタは7人乗れる。実際に7人は乗らないが、6人まではそこそこゆったり乗れる。三世代乗車で温泉へ行ったり、折り畳み自転車を複数台搭載してサイクリングに出掛けるなら断然シエンタだ。
そして焦点のデザイン。それもまた、決して負けてはいない。本家の影響は感じられるが、それを実にうまくミニバンに昇華している!
もちろんシエンタとシトロエンとでは、人の見る目に大差はある。シエンタは小市民でシトロエンはオシャレさん。日本でそう見られるのは仕方ない。しかし逆にシエンタをフランスに持って行けば、「ワオ、トレビア~ン」と言われるのではないか!?
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