8月度販売ランキング/松下宏(1/3)
- 筆者: 松下 宏
ディーラーとユーザー、双方で需要を盛り上げた8月
8月の新車登録台数は、前年を50%近く上回る290,789台を記録した。
軽自動車も前年比で20%を超える110,286台を販売し、中古車の登録台数も久々にプラスに転じるなど、記録づくめの売れ行きになった。これは、言うまでもなくエコカー補助金が終了する前の駆け込み需要が発生したためだ。
新車ディーラー各社も例年なら盆休みをとる8月中旬も営業していた店舗が多く、ディーラーとユーザーが一体になって需要を盛り上げた形である。
1位~10位:未だ2万台を超えて売れ続けているプリウス
※()内は販売台数
1位:プリウス(22,263)/2位:フィット(17,258)/3位:タント(14,783)
4位:ワゴンR(13,455)/5位:ヴィッツ(12,809)/6位:フリード(11,232)
7位:カローラ(10,705)/8位:ムーヴ(10,414)/9位:デミオ(8,943)
10位:アルト(8,359)
販売台数のトップは相変わらず「トヨタ プリウス」が占めた。8月に登録になったのは3ヶ月くらい前に契約したユーザーだと思われるが、それにしてもまだ月に2万台を超える売れ行きを維持している。当分はプリウスを上回るクルマは登場しそうにない。
2位は「ホンダ フィット」で、これも定位置といった感じ。この秋にはマイナーチェンジが行われる予定だが、その直前の割には良く売れている。フィットは、マイナーチェンジで低価格のハイブリッド車を投入してくるのが確実で、それによってプリウスを上回ることができるかどうかが注目される。
軽自動車の首位は「ダイハツ タント」で、総合では3位に入った。これに「スズキ ワゴンR」が続いている。
タントはタントエグゼも含めた台数だが、それにしてもタントの人気の高さも相当なものだ。ここ3ヶ月続けてワゴンRを上回っている。8月までの累計販売台数でもタントがワゴンRを上回ったので、9月以降はワゴンRの巻き返しが注目される。
5位には「トヨタ ヴィッツ」と、ここまでは7月と全く同じ順位である。
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