10年落ちでも300万円(の例も)! ランクルは買取相場も世界最強だった
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
あの時、超流行ったクルマって今一体いくらの値打ちがあるんだろう? なんてオーナーじゃなくとも気になるモノ。この企画はテレビでよくある“あの人は今”のクルマ版的な感じで昔流行ったクルマの“今”(買取相場)をお届け。今回は、世界を代表する本格クロカンのトヨタ ランドクルーザー200。
現行ランクルは超熟成された1台! モデルチェンジ間近のウワサも
現行ランドクルーザーは2007年デビューと今年で13年目を迎えた超ベテラン選手。ここ数年モデルチェジのウワサが絶えないが、来年には新型に切り替わるとの情報も。
デビューから13年! デビュー当時のレポートはコチラ▼
ご存知の通り、現行モデルは今なお日本、いや世界で愛され続けている本格クロカンモデルで、かつて熾烈な争いを繰り広げた三菱 パジェロなき今、ランクルに対する期待は高まるばかりだ。
そんな超魅力的なランクル200の今の買取相場はいかほどのモノなのか?
パジェロは今乗っても超頼れるクルマだった! 最終モデルはコチラ▼
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ランクルは買取も日本一!? 20万キロオーバーでも170万円の価値アリ
これまで小改良を加えると何度もマイナーチェンジを繰り返してきたが、今回はフロントフェイスとインパネをガラっと変わった2015年モデル以前の前期モデル(2007〜2014年)にフォーカスして、今の買取相場を見ていく。ちなみに走行距離は5万〜10万kmとリアルな情報を紹介する。
やっぱり高値を維持しているには最上級グレードのZXで2011年モデルの走行距離6〜7万キロの個体は、300〜330万円で取引されている。当時の新車価格が630万円で、現在でも約52%の価値が残っているコトになる。どうせ最上級グレードだからと思うなかれ、売れ線グレードのAX Gセレクションでも同条件で260〜280万円とかなり高い。当時の新車価格は555万円とコチラも約50%の価値があり、全てのグレードで超高値をキープしている。
コレ本当に同じクルマ!? 現行ランクルの前期後期モデルを画像で比較!
ちなみに以前お伝えしたアルファード同様、モデリスタのフルエアロを組んでいる個体はノーマルの個体よりも2〜3割程度高値で買取されているというデータもある。
20万キロオーバーでも170万円!
特筆すべきは過走行車両でも100万円以上で取引されているということ。一般に過走行といえば10万キロ以上だが、ランクルは20万キロや30万キロという個体もザラで例えば2009年式の25万キロを走破したAXで150〜170万円と超異例の高値をつけている。もっというと、最上級のZXに至っては15万キロ前後の個体でも280〜300万円という個体もかなりあるから驚きだ。
来年にもランドクルーザー300が登場か? というウワサもあるため、現行モデルを手放すのは今が絶好のチャンスかもしれないゾ。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
ランクル200デビュー当時のレポートはコチラ▼
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