GR86が欧州でドリフトデビュー!? 正式発売前に「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード 2021」でお披露目
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:TOYOTA・茂呂 幸正
トヨタの欧州部門は、正式発売前の新型「GR86」を、イギリスのモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード 2021」(2021年7月8日~11日)にて披露する。ヒルクライムコースを走行する。なお新型GR86の欧州での発売は2022年の予定となっている。
「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード 2021」でGR86が欧州デビュー
コースは公爵の私有地!? 世界中のメーカーが集う華やかなモータースポーツイベント
「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード 2021」(2021年7月8日~11日)は、毎年イギリス・グッドウッドで行われる恒例のモータースポーツイベント。舞台はイングランド貴族の公爵が持つ私有地内にあるサーキットだ。世界中のメーカーも参加し、近年はスポーツカー等のニューモデルお披露目の場としても知られている。
トヨタの欧州部門は、グッドウッド2021会場に正式発売前のニューモデル「GR86」(新型86)を持ち込み、ヒルクライムコースを走らせる。
GRスープラに続け! 新世代3兄弟の次男坊「GR86」
近年ではトヨタもGRスープラを正式デビュー前の2018年にグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードへプロトタイプモデルを持ち込み、擬装カラーのままヒルクライムコースを走行させた。GR86は既にその姿がオンライン上で正式デビューしており、擬装無しでの走行となる。
欧州トヨタでは、GRスープラ、GRヤリスと共に、TOYOTA GAZOO Racingが手掛けた新世代のパワー・オブ・スリー・トリオとして売り出す目論見だ。
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排気量が2.4リッターになり、力強さを増した「トヨタ 新型GR86」
新型GR86は、2021年4月5日にオンラインで世界デビューを果たした。水平対向4気筒のFA型ガソリン直噴エンジンを縦置きし後輪を駆動する“FR”レイアウトの成り立ちは初代86同様。ただし排気量をアップし、2.4リッター化された。
新型GR86の2.4リッターエンジンは最高出力235ps(173kW)/7000rpm、最大トルクは25.5kg-m(250Nm)/3700rpm。0-100km/h加速は初代の7.4秒に対し、新型では6.3秒に向上した。低速域での力強さが増しているという。
ボディサイズは全長4265mm×全幅1775mm×全高1310mm、ホイールベース2575mmで、初代86とほぼ変わらない。
正式な日程などは明らかにされていないが、ここ日本では2021年秋頃の発売を予定している。
※記載のスペックなどは2021年4月5日に発表された日本仕様に基づく
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:TOYOTA・茂呂 幸正]
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