レストアされた歴代クラウンが430キロを走破!「CROWN JAPAN FESTA in 代官山」(2/2)
- 筆者:
“日本のモノづくりの粋”を結集したクラウン特別仕様車
さらにこの日は、トヨタ店70周年を記念したクラウンの特別仕様車「J-FRONTIER」の発表と、クラウンの新CMが報道関係者に初披露されました。
「アスリート」シリーズと「マジェスタ」シリーズに新たに設定された特別仕様車「J-FRONTIER」は、2色のメイプルウッドプレートを重ね合わせ特殊加工でステアリング形状に曲げたのち、職人による削り出しによる磨き込みで、滑らかな触り心地と美しい発色を実現。
「CROWN JAPAN FESTA in 代官山」から最新のクラウンの特別仕様車「J-FRONTIER」の発表に至るまで、60年を過ぎた日本屈指の老舗車種がただ単に歴史と伝統にすがるのではなく、常にチャレンジ精神とこだわりを持ち、攻め続けているクルマ・クラウンということを印象付けるイベントとなりました。
初代クラウンはじめ、歴代のクラウンは長い歳月の中で、今や国産車屈指の「名車」と呼ばれる存在になっています。
しかし、新車時にこう呼ばれることを目指して世に出たのかと言えば決してそうではなかったはず。それは日本人の多くが否定することのない節度を持ち、作り手の良心が込められながら攻め続けてきた結果ではないでしょうか。
そして、結果として60年という歴史が紡がれた。強烈にアピールするのではなく、時に漂うようにオーナーを待つ。
代官山T-SITEの駐車場に、整然と夏の終わりの日の光の木漏れ日を受けて佇む歴代のクラウンたちを見ていて、日本の経済成長も、個々の人々の成長もこうやって見守ってきたクルマ、それがクラウンなのだと改めて感じた一日となりました。
立ち止まったら「過去」になる。果てしないから歴史は紡がれるのではないか。
少し気が早い話ながら、次の60年、クラウンがこの国とともにどんなふうに歩むのか、同時に楽しみになったイベントでもあったように感じるイベントとなりました。
[Text&Photo:ダブルクラッチ]
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