トヨタ カムリ 新型車徹底解説(4/6)
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ホイールベース延長に伴い広くなった室内空間
カムリは全長を変えないままホイールベースを55mm延長した。このホイールベースを生かし、室内長は260mmもの延長を果たしている。もっともこの室内長の延長とリヤオーバーハングの短縮により、ラゲッジルームは縮小を余儀なくされている。
前後シートピッチも拡大、ヒップポイントで30mmの延長となっている。またびっくりさせられるのはリヤシート足元のトンネルの低さ、4WDモデルは当然トンネルが高いのだが、FF車はトンネルがないに等しいほど低く、３名掛けでも窮屈さを感じさせない。
インテリアカラーはグレージュと呼ばれるベージュのみ。シートのマテリアルはディグニスエディションがレザーで、そのほかはファブリックが標準となる。リヤウインドウには手動式のサンシェードを全車標準装備するなど、リヤシートの快適性についても細かい配慮が行われている。
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