スズキ MRワゴン 新型車徹底解説(4/6)
- 筆者:
長、幅、高のすべてが広がり余裕を増した室内
全高が増した新型MRワゴン。もちろん室内高もグッと高くすることに成功している。入れ物のサイズが増したのだから、室内高がアップしたのは当たり前。しかし全長、全幅はそのままながら、室内長と室内幅もアップしているのだ。室内長で25mm、室内幅で20mmと数値は小さいが、衝突安全性が問われる現在でこの数値は立派なものだ。
MRワゴンには2色のインテリアカラーが用意される。1色は上の写真のマルーンと言われるもの。メインカラーをマルーン(濃いめのワインカラー)としてサイドなどはベージュに設定、コントラストを強くしてアクティブな雰囲気を高めている。もう1色はベージュで、ローコントラストとして落ちついたイメージをかもし出している。
特徴的なのは大きなリヤの大きなサイドステップと、長く大きなアームレスト。保育園で子供がクルマに乗り込む状態を検証した結果、子供はアームレストに手を掛け、さらにステップに乗って乗り込むことが判明。この乗り方をよりやりやすくする設定としている。また、シートには消臭機能をプラス。その検証にはフライドポテトを使ったというところが、MRワゴンらしい。
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