軽自動車SUV比較:ジムニー×パジェロミニ 【ルックス&スペック編】(2/2)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
見た目は双方ともクロカンらしい…はたして違いは!?
小さいながらもクロスカントリーらしさを主張したルックスは、いずれも、スクエアなボディに大径タイヤを履き、リアにスペアタイヤを背負う。登場からそれなりに時間が経過していても、あまり古さを気にさせない。
一見したところ、ジムニーよりもパジェロミニのほうがやや高級感があるように見えるが、反面、本家の親パジェロが存在するせいか、むしろパジェロミニには軽自動車っぽさが垣間見えてしまうのは否めない。その点では、ジムニーのほうが全体のフォルムの均整が取れているように見える。
エンジンは、パジェロミニが4気筒SOHCで、ジムニーは3気筒DOHC。今回はいずれもインタークーラー付きターボ仕様で、パジェロミニでは自然吸気エンジン車や2WD車も選べるが、ジムニーはターボのみ、4WDのみとなっている。
スペックは、最高出力が同じ47kW(64ps)だが、最大トルクはパジェロミニの88Nm(9.0kg)に対し、103Nm(10.5kgm)とジムニーが上回る。実際、トルク特性の面で有利な3気筒ユニットのせいか、ジムニーのほうが微妙にパワフルに感じられ、対するパジェロミニは4気筒ならではのスムーズさが光る。それぞれによいところがあるものの、どちらが好みかと訊かれれば、パジェロミニに4気筒ユニットに軍配を上げたい。
今回の試乗車両は両車とも4速ATだが、5速MTも選べる点も共通。泥濘地も走行可能なローレンジを備える副変速機を持ち、通常は後輪駆動で走行するが、簡単な操作で4輪駆動に移行できる点も同じ。それをレバーで操作するパジェロミニに対し、スイッチ操作のみで変更できるジムニーの手軽さが一歩リードといえる。
今回は外装のルックスと基本的なスペックについて紹介した。 次回はインテリアを含めて総合的に比較し、ジムニーとパジェロミニのそれぞれの個性を紹介したいと思う。
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