スバル 新型レガシィ 発表会速報
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スバル(富士重工業株式会社)は20日、5代目となる新型レガシィを発表した。
一昨年のインプレッサ、フォレスター、そして昨年のエクシーガの投入も含め、今回の新型レガシィの投入により、スバルの新たなラインナップがひとまず完成する形になる。
レガシィはスバルの屋台骨であるのはご存知のとおり、多くのファンを有するクルマであるため、注目度は必然的に高い。
ドライバーズファンを徹底的に考慮し開発した上で、今回も最高のレガシィを謳う新型レガシィは、ラインナップにこれまでと同様、B4、ツーリングワゴン、アウトバックの3タイプを揃える。
B4とツーリングワゴンは、これまでの2.0Lと3.0Lエンジンを廃止し、それぞれに2.5LのNAとターボエンジンを用意。
一方アウトバックは、従来からの2.5Lと新たに3.6Lエンジンを用意。その3.6Lエンジンは北米専売のSUV“トライベッカ”と同様のものを採用する。
トランスミッションは、2.5L(NA)に新開発CVT“リニアトロニック”、2.5L(ターボ)には5ATと6MTを搭載し、アウトバック3.6L車には5ATを採用する。
ちなみにリニアトロニックと5AT車には、全車スポーツモードのパドルシフトが搭載される。走りも楽しみたいユーザーにとっては、うれしいポイントとなるだろう。
さらに、フロントシートのハイバックを大きくえぐることにより、従来にはない広い後席空間を実現している点も、 新型レガシィの忘れてはいけないトピックスのひとつだ。
新型レガシィのプロジェクト監修に充ったゼネラルマネージャーの日月丈志(たちもりたけし)氏は、「パッケージから、エンジンマウント、そして新開発のCVT“リニアトロニック”と、大規模な改新を行ったのは、走り、環境性能、移動の楽しさというレガシィならではの美点を、すべて高次元にバランスさせるためのものであり、これは“スバル1000”以来の大きな変革である」とコメントした。
新型レガシィの日本での月販目標台数は3000台。今後、北米、欧州、豪州、ロシア、アジア圏と、グローバルに投入させていく。
CMは5月21日より、まずはツーリングワゴンとB4から。そして6月中旬よりアウトバックのCMを放映する予定だ。
今回もまた新たにあの大物ハリウッド俳優が登場する。
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