”スビー”大興奮!キュートてんとう虫、スバル360その魅力に迫る! グレートレース【第3、4日目】
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:上野訓宏
日本では「スバリスト」、アメリカでは「スビー」 世界中で愛されるスバル
グレートレースは、ランチスポットとゴール地点がお祭り騒ぎになっている。
確かに観光客も全く訪れないような地方の小さな町に(バック・トゥ・ザ・フューチャーの舞台のような雰囲気)に130台ものヒストリックカーがやってくるのだ。どこも大賑わい。いろんな人に話掛けられる。
驚いたのはスバルファンの多さ。アメリカでもスバル人気は高く、なかでもコアなファンを「スビー」などと呼ぶ。興味深いのが男性だけじゃないこと。女性のスバルファンも多数!
皆さんスバル360を見た瞬間「なんて可愛いの!」(英語だとソー・キュート!)と破顔する。
スバル360がどんなクルマかを知っており、写真撮りまくる。小さい子供を連れていたお母さんは「WRXに乗ってるの」と、声を掛けてきた。はたまた「スバル」だと知って驚く人も多い。
みんな”笑顔”になるデザイン! 大人も、子供も、おおはしゃぎ
日本車の中でもスバルは少し違うイメージを持たれている感じ。日本と同じかもしれない。
皆さん、エンジンスペックなど概要を聞いた後、必ず、室内をのぞき込む。
最初は小さい子供だけ「シートに座っていいよ」していたのだけれど、突如「大人ならどうだろう?」と思い「興味あるならどうぞ」してみた。
そしたら大ウケ!白人って足長いことを思い知らされる。私が短い?私と同じくらいの身長の人だと、ほとんど乗れない。いや、座れてもペダル操作は難しい感じ。
コクピットにハマり込んで、出られなくなってしまった人も。見ている人は大笑いである。
これほど、敵意を持たれないクルマは無いと思う。ランチスポットとゴールでは人気モノだ。
5日目は、レースの折り返し地点 タフなスバル360と走り切れ!
レースの方は4日目を無事ゴールし、インディアナポリスに到着した。
初日の軽い焼き付きや、2日目のキャブレターなどトラブル続きだったものの、その度にキチンと対策をしてきたら徐々にコンディション上がってきた感じ。
4日目など大半が90km/h以上の巡航。けれど初めてノートラブルだった。
もしかすると思っていたよりタフなクルマなのかもしれない。絶対的な性能不足はいかんともしがたいが、けっこう元気だ。このクルマを設計した人達は当時としてのベストを尽くしたということ。
絶対的な動力性能に関して言えば排気量不足。果たして最終ゴールまであと5日間、走り切れるだろうか?
[Text:国沢 光宏 Photo: 上野訓宏]
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