学生カーソムリエ出身の猛者たちが「くるまマイスター検定」に挑む!
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
「カーソムリエ」と「くるまマイスター」宿命の対決が実現!
今年の11月27日に第4回目の開催を迎える、一般社団法人日本マイスター検定協会主催「くるまマイスター検定」。
これまでオートックワンでも何度か紹介しているとおり、日本の基幹産業である「くるま」をさらに楽しむための検定だ。車好きとして有名なタレントのテリー伊藤氏も「応援団」という形で、この検定をサポートしている。
※参加受付は10月31日(月)締切予定!
今回この「くるまマイスター検定」に、かつての「学生カーソムリエ」活動に参加したメンバーが挑戦することとなった。
「学生カーソムリエ」は、当時叫ばれていた「若者の車離れ」に立ち向かうため、全国のクルマ好き大学生によって作られたコンテンツ。東京オートサロンの展示車両をプロデュースしたり、氷上でドリフト走行をしたり、トヨタ「86」開発主査である多田 哲哉氏と対談をしたりと、ユニークな活動を数多く実施。関係者からは「現役学生ならではのフレッシュさと、関係者も顔負けの自動車知識のギャップが不思議」とのコメントを頂いていた。
最強メンバー4人が集結
現時点で参加が確定しているのは4人。偶然にもこの4人は、かつて実施された「学生カーソムリエ選手権」の優勝者である。
一次選考の「カーソムリエ検定」そして二次選考の筆記試験で圧倒的な知識を披露し、全国の車好き学生の頂点に立ったメンバーだ。さらに彼らは、優勝賞品であるジュネーブモーターショーの現地取材にも参加し、現地で最新のクルマ事情をレポートした経験もある。
ここまでの「下地」があれば、くるまマイスター検定も難なく合格できるはず!?
公式ガイドブックで勉強開始!
くるまマイスター検定は、講談社ビーシーが発行する公式ガイドブックがある。これは全165ページに及ぶ大ボリュームで、古今東西の自動車の情報が網羅されているというもの。主要自動車メーカーの誕生秘話から最新のトピック、自動車開発やモータースポーツにおける偉人伝といったコンテンツが、わかりやすい図や写真とともに紹介されている。車好きであれば、ただ読んでいるだけでも十分楽しめそうだ。
もちろん「くるまマイスター検定」の公式ガイドブックということで、過去問題集や対策のポイントも紹介されている。そこで彼らには、事前に過去問題集で受験対策をしていただくことにした。
最強メンバー、想像以上の難易度にたじろぐ!?
過去問題を見た彼らの反応は様々だが、総じて「カーソムリエ検定よりも細かいところから出題される」という反応。
それもそのはず、カーソムリエ検定は主に車種に関する問題が中心だが、対する「くるまマイスター検定」では、歴史やモータースポーツの問題も多い。広くかつ深い領域をカバーする必要があるのだ。今回のメンバーからも「車種はだいたい分かるけど、歴史や、開発者の名前を覚えるのが大変そう」というコメントが聞かれた。
そして一番の違いは、一発勝負という点。カーソムリエ検定はパソコンやスマートフォンで何度も繰り返し受験できるが、これが「くるまマイスター検定」はそうは行かない。しかも、1時間で100問という問題数を解かなければいけない。時間配分も考える必要が出てくるわけだ。
ここからはメンバーの紹介と、各々の受験への意気込みを語ってもらう。なお参加メンバーはまだ増える可能性があるので、当日のレポートを楽しみに待っていて欲しい。
磯田 薫(学生)
恥ずかしながら、当初私はくるまマイスター検定について詳しく知らなかったのですが、受験にあたり公式ガイドブックを読んだところ、このくるまマイスター検定の出題範囲の広さにとても驚きました。世界各国のメーカー及び車種についての知識はもちろん、業界内での各社の関係や自動車のメカニズムについての知識、さらに過去の著名な人物に至るまで範囲は幅広く「ヤマを張ってどうにかなるテストではないぞ」というのが率直な感想です。
公式ガイドブックはカラーページも多く、読んでいるだけでも楽しい一冊です。が、ただ楽しむだけでなくしっかりと覚えて、万全の状態で検定当日を迎えたいと思います。
▼ 関連記事:【ジュネーブショー2014】フォルクスワーゲングループナイト現地速報レポート/学生カーソムリエ特派員 磯田薫
甲斐 亜偉人(一般企業勤務)
ジュネーブ以来、学生カーソムリエとしての活動にはあまり参加できずにいましたが、OBとしてこのような企画に参加できて嬉しいです。くるまマイスター検定では、ジュネーブ当時の自分に負けないよう頑張ります。
公式ガイドブックを見た印象は、「ここまで細かい所まで扱われるのか」と思ったのが正直なところです。個人的には旧車や型式、モータースポーツが苦手で、その分野も多く扱われているため不安ではあります。好きな車でもまだまだ知らない事が多いですが、これを機会にさらに知識をつけたいです。
大塩 純平(自動車メーカー勤務)
これはなかなか、手強いかもしれない。受け取ったガイドブックを早速開いて過去問を見てみると…3級でも即答できない問題がちらほら、今回受ける2級は迷うところが。前回約55%の合格率というのも納得、初見じゃ厳しいものがある。
頼みの綱であるガイドブックで各社の歴史、クルマの歴史、最新動向をみっちり身に着けて、カーソムリエ検定の問題も復習にやってみて、試験に臨むとしよう。少なくとも、自分が勤める会社に関連する問題は間違う事が無いよう。無事2級合格できるよう、やっちゃいます!
石河 雄太(学生)
来年度より自動車メーカーに勤務する予定であり、クルマの「作り手」として、また、いちクルマ好きとして、この検定には何としても合格したいと思います!
公式ガイドブックを初めて手にしましたが、時事問題・メーカーの歴史・自動車の技術など、幅広い分野が載っているため非常に勉強になります。しかし、内容は平易に書かれているため、楽しく読み進めることができ、車に特別詳しい人でなくても理解できるのではないでしょうか。
巻末にある過去問題を解いたところ、出題の仕方・問題の内容が「カーソムリエ検定」に非常によく似ているように感じました。そのため、「カーソムリエ検定」をこのガイドブックと併用し、検定に臨みたいと思います。
決戦は11月…他のメンバーにも乞うご期待!
彼らが「くるまマイスター検定」に挑むのは11月27日。編集部としてはもちろん合格してほしいところだが、全員合格というのも「ヤラセ」っぽく見えてしまうのが少々心配だったりする。もちろん今回、ヤラセは一切無しでお届けするのでご安心を。
また上記の4人以外にもメンバー追加予定なので、当日レポートにもご期待いただきたい。
ちなみに、くるまマイスター検定の参加受付は10月31日(月)をもって締切となる。興味がある人は忘れないうちにご応募を!
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。