カロッツェリア×学生カーソムリエのコラボ車両、東京オートサロンでお披露目!(1/3)
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東京オートサロンで日の目を見た"例の"コラボ企画
2015年1月9日~11日の期間で開催された、日本最大級のカスタムカーの祭典『TOKYO AUTO SALON 2015 with NAPAC』(以下、東京オートサロン)。3日間の来場者数は合計で30万9千人と、これまで33回開催されてきた中での最多人数を記録した。
このうち北ホールにブースを構えたのが、カーナビ・カーAV商品ブランドのカロッツェリア。
黒・青・白を基調にした近未来的なデザインのブースには、いずれもホワイトのボディカラーで揃えられた3台の車両が展示された。このうちの1台『トヨタbBオープンデッキ コンセプトカー』こそ、学生カーソムリエとカロッツェリアのコラボによって生まれた車両なのである。
なお途中の製作作業の様子を過去記事で紹介しているため、こちらも是非ご覧頂きたい。また当日のブースでは、上記の車両製作時に撮影されたメイキング映像も公開されたので、合わせてチェックして欲しい。
学生カーソムリエ×カロッツェリア 車両製作作業の様子
※この動画には音声がありません。
ブースは満員御礼、来場者からも高評価
当日のブースは常に満員御礼で、このbBオープンデッキの周りにも常に人だかりができている状態だった。また外観だけでなく、ドアから車内を覗きこんだり、実際にシートに座ったりする来場者も多数見受けられた。ブース担当者によると、メインターゲットとして想定していた若年層だけでなく、カップル層や女性、ファミリー層の注目度も非常に高かったとのこと。
「可愛くてセンスもよく、とても落ち着く空間だった」
「VUメーター(※)、シートカバー、室内灯が良かった。カロッツェリアブランドで販売して欲しい」
と好意的なコメントが多数寄せられた。(※VUメーター:オーディオの音量・音圧の変化をアナログ針の動きで演出するメーター。詳細は後述)
ブース担当者によれば、このbBオープンデッキは特定の商品の訴求というよりも、学生とカロッツェリアが考える「若者が楽しめるクルマとは」を具体的に提案する意図が強かったとのこと。その意味では成果は上々で、来場者からは「カッコいい、こういうクルマに乗ってみたい」との声が数多く聞かれたようだ。また、ある来場者は、「全体の完成度は高いもののハードルは決して高くなく、自分でも作れそうな気軽さがあって良い」とコメントしていた。
実はこれ、当初の企画段階からあえて狙っていた反応なのである。すなわち「見て終わり」でなく、自分で真似したくなるような車両にするという思惑なのだ。東京オートサロンの展示車両というと当然のように完成度が高く、見て楽しむにはこれ以上ないクオリティを誇る反面「自分で真似するのは到底無理」と感じてしまうのも事実である。そんな中、独特のユルさと手作り感をあえて残すことで、親近感を持たせることに成功した好例であるといえる。
なおこのカロッツェリアのブースにも、他の例に漏れず魅惑のコンパニオンが多数登場。彼女たちの様子については、こちらの記事をご覧頂きたい。
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